わが煉獄

四方田犬彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784896292732
ISBN 10 : 4896292731
フォーマット
出版社
発行年月
2014年03月
日本
追加情報
:
145p;22

内容詳細

目次 : 舟/ 眼/ 甕/ ニザール/ 牛糞/ 鏡/ 噴上げ/ 鉛/ 犬/ 柱廊〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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四方田氏のダンテ神曲モティーフ作品。33篇...

投稿日:2014/12/07 (日)

四方田氏のダンテ神曲モティーフ作品。33篇から成り立ち、神曲ファンにとっては見逃せない作品ではないだろうか、その装丁の美しさや一切の無駄を省いた簡潔な詩、是非堪能していただきたい、一目見た時から私の生涯の一冊に加わりました。

meta さん | 兵庫県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルートビッチ先輩 さん

    各々別名で発表された詩を四方田犬彦のものとして、『わが煉獄』というタイトルを付して出版されたもの。ダンテの名を想起する。暗い海に漕ぎ出す未来への不穏な詩から始まるが、その後過去を語る。恐らく未来は死だが、それが過去になっていくことはないという点で完全な絶望ではない。過去を語りながら未来への繋がりが、というよりも一つの永遠へと織りこまれるような総体としての出来事がある。「トラキア」はエリザベス・シューエル『オルフェウスの声』「訳者あとがき」に引かれている。

  • K.Nagano さん

    既視感がある。なにもオリジナルだけがいいわけではないが、素材を選んでいく無骨な手が見えるのが好みではない。教養を背景に詩を書かれても、説明される詩に驚きはない。

  • hiratax さん

    語りそうで語っていない性的体験を詩に著している。

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