冬の狩人

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344036956
ISBN 10 : 4344036956
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
追加情報
:
566p;20

内容詳細


これは罠か、それとも事件解決への糸口か

3年前の未解決事件が、新宿署の一匹狼を戦場に引き戻す。 

累計200万部を超えるベストセラー『狩人』シリーズ、6年ぶり待望の最新作!

伝説の警察小説、新たな地平へ――。 




3年前にH県で発生した未解決殺人事件、「冬湖楼事件」。その行方不明だった重要参考人からH県警にメールが届く。新宿署の刑事・佐江による護衛を条件に出頭を約束するというのだ。しかしH県警の調べでは、佐江はすでに辞表を提出している身。そんな所轄違いの刑事を“重参”はなぜ指名したのか? H県警捜査一課の新米刑事・川村に、佐江の行動確認(こうかく)が命じられた――。

筋金入りのマル暴・佐江×愚直な新米デカ・川村。シリーズ屈指の異色タッグが恐るべき陰謀に立ち向かう! 圧巻のスケールで描ききるノンストップ・エンタテインメント! 

[著者について]
1956年、愛知県名古屋市生まれ。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年に『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年『無間人形 新宿鮫W』で直木賞、2014年に『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞する。近刊に『暗約領域 新宿鮫Ⅺ』。


【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年、愛知県名古屋市生まれ。79年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞。2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』、06年『狼花 新宿鮫9』、12年『絆回廊 新宿鮫10』で日本冒険小説協会大賞を受賞。04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年に日本ミステリー文学大賞、14年に『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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狩人シリーズはすべて読んでますが再開され...

投稿日:2021/03/09 (火)

狩人シリーズはすべて読んでますが再開されて良かったです  今回も期待通りでした 次回作も楽しみにしております。

リプリー さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    狩人シリーズ六年ぶりの新作。『暗約領域』で、鮫島が先に復活しているが、時を隔てず人気シリーズが再始動したことは、著者の作家生活において大きな意味があるかもしれない。気になる内容だが、これまた先の『暗約〜』に引き続き、主人公の完全復活を印象づけるには及ばず、リハビリを兼ねた小粒な事件。特にこの狩人シリーズの場合、初期二作の流れに戻し、主人公格の新キャラ刑事を登場させて、佐江を狂言まわしに据え直せば、佐江の再生も描きやすく、シリーズも活性するのに、新米刑事と組ませて、手堅いけど凡庸な筋運びになってしまい残念。

  • starbro さん

    大沢 在昌は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。6年ぶり『狩人』シリーズの新作、楽しみにしていました。566頁の長編ですが、スピード感があるのと文字がソーシャルディスタンスしていたので、1日で一気読みしました。本書は、著者久々のスマッシュ・ヒットかも知れません。『狩人』シリーズも、まだまだ続きそうです。

  • KAZOO さん

    大沢さんの数年ぶりでの狩人シリーズです。「新宿鮫」シリーズと同様に新宿署の刑事もので、刑事をやめる寸前であったのが地方都市で起きた3年前の事件の重要参考人が出頭するということで事件に巻き込まれていきます。地方の若い刑事と2人三脚ということである意味若い刑事の成長物語のような気もします。新宿鮫の鮫島がなじみのバーなども出てきたりして楽しめます。頭の切れる経済やくざなども出てきたりして一気に読まされました。今後も続くのでしょう。

  • うののささら さん

    狩人シリーズ5作目と知らず始めて読んでしまった。ヤクザと警察はあまり好きでないが無頼漢で破茶滅茶な佐江刑事と真面目な公務員川村のコンビは面白かった。組事務所に一人で乗り込みヤクザを締め上げ情報つかんでくる佐江の驚くべき能力は爽快だが、何度も殺されそうになるのはきついな。署長は毎日料亭で飲んでるのにたいへんだ。謎の女や怪しい中国人など結末が最後までわからないで、久しぶりに読んだハードボイルド面白かったです。

  • Kei さん

    狩人シリーズ、私も、初めてなのに、最新作から読んでしまいました。しかし、違和感なくついていけます。これぞ、大沢在昌!全て同じなのに、なぜか夢中になってしまう。このハードボイルドが成立しにくい現代において、さもありなん、の手腕は、やはりお見事。王道に、読者がねじ伏せられた感は、壮快です。

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年、名古屋市生まれ。慶応義塾大学法学部中退。79年、『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞を受賞。94年『新宿鮫 無間人形』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年日本ミステリー文学大賞、14年『海と

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