幸福論

小倉千加子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000228619
ISBN 10 : 4000228617
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,254p

内容詳細

人々の生き方は激変し、少子化、階層化といった閉塞状況が日本社会を覆っている。小倉千加子氏と中村うさぎ氏が、この生きがたい状況をめぐり徹底的に語り合い、現代日本の見えない危機を抉り出す。

【著者紹介】
小倉千加子 : 批評家。1952年大阪府生まれ。早稲田大学教育学部卒

中村うさぎ : 作家。1958年福岡県生まれ。同志社大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みゃーこ さん

    小倉千賀子との対談。ピリピリ感が伝わる場面は両者の価値観がぶつかり合うんじゃないかと思いページをめくるのだが「うさぎ」自身何度もそのたぐいの質問は自分自身の中から発し解答を繰り返すことプロというか「自分依存症」の女性なので小倉千賀子らが考えうる価値観はすでに超越してしまっている感が否めないうさぎの応答が相変わらず自虐的でナルシストな女として好ましく思わせる何かを漂わせていた。いっちゃってる狂人女対社会問題にも目覚めたインテリのフェミニスト医との対談。

  • ふみふみ さん

    人は常に他人を必要とし、その関係にアディクト(依存)する。納得。

  • まかほ さん

    フェミ系の話題が多い真面目な語り合いだった。意見のぶつかり合いというか食い違いというか、それがいい。 女が「女のコスプレ」をしていることが「同・性同一性障害」っていう見方は面白いなあ。

  • フユコ さん

    安野モヨコの「脂肪という名の服を着て」でまともな人は2人しかいないんですよ、というのを読んではぁ、確かにと気づかされた。

  • 小豆 さん

    私は中村うさぎが嫌いだった。顔や身体を整形してまで「オンナ」をこれでもかと体現するから。しかし、読了後は少しだけ彼女のことを分かった気がした。そして、女性であることについて一緒に語ってみたいと思った。

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人物・団体紹介

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小倉千加子

1952年、大阪生まれ。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程修了。大阪成蹊女子短期大学、愛知淑徳大学文化創造学部教授をへて、執筆・講演活動に入る。本業のジェンダー・セクシュアリティ論からテレビドラマ、日本の晩婚化・少子化現象まで、幅広く分析を続けている。現在は認定こども園を運営し、幼稚園と保

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