名著入門 日本近代文学50選 朝日新書

平田オリザ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022952004
ISBN 10 : 4022952008
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
248p;18

内容詳細

人を描き、時代を映す。それが名作。〓外、漱石、芥川から三島由紀夫らまで、新発見する読み方指南。

目次 : 第1章 日本近代文学の黎明/ 第2章 「文学」の誕生/ 第3章 先駆者たち、それぞれの苦悩/ 第4章 大正文学の爛熟/ 第5章 戦争と向き合う文学者たち/ 第6章 花開く戦後文学/ 第7章 文学は続く

【著者紹介】
平田オリザ : 1962年東京都生まれ。劇作家、演出家、劇団「青年団」主宰。芸術文化観光専門職大学学長。江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。94年初演の『東京ノート』で翌年第39回岸田國士戯曲賞受賞。98年『月の岬』で第5回読売演劇大賞優秀演出家賞、最優秀作品賞受賞。2001年初演の『上野動物園再々々襲撃』で翌年第9回読売演劇大賞優秀作品賞、02年『その河をこえて、五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ、ほか受賞多数。18年初演の『日本文学盛衰史』(原作/高橋源一郎)で翌年第22回鶴屋南北戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねこ さん

    明治、大正、昭和の時代の日本名著が50書それぞれ4ページに作家の生き様や時代の趨勢、書籍の抜粋や書評、著者平田オリザ氏の感想などで纏められています。この頃の作家さんたちは短命な方がとても多い。病や自死などで50歳以上までご存命だった方は半数も居ない。感性が強すぎて身体を顧みない生活がそうさせたのか?正岡子規「病牀六尺」、島崎藤村「破戒」、石川啄木「一握りの砂」が読んでみたくなりました。特に啄木。肺結核にて死去。享年26歳。はたらけど、はたらけど、なほわが生活(くらし)楽にならざり、ぢつと手を見る…切ないっ

  • アキ さん

    本書の内容は、一読では汲み尽くせないほど深く、斬新に感じられた。言行一致の文学が日本に生まれ、わずか百数十年しか経っていない。その間に現在に至る近代文学の代表作を50作品取り上げて、劇作家ならではの小説の文体、登場人物の心理描写のみならず、日本のその時々の社会情勢が反映されている考察が鋭い。19世紀末から昭和にかけての名作として名前は知っていても50作品のうち、既読はわずか11作品のみ。日本近代小説の系譜を意識しつつ、残りの幾つかの作品を読んでみたい。現代に通じる文学の源流が感じられることを期待して。

  • ころこ さん

    全てがつながっているのは、一読して明らかだ。近代文学を読む意義は、文学史を近代史と読み替えることに見出せるだろう。日本の近代文学史の意義は言文一致にある。富国強兵のためには国内における言語の一致が必要だ。それに近代文学は貢献した。また、西洋近代の生活をするためには近代的内面を身に着ける必要があった。「現代口語演劇」の著者はこの観点を見逃さない。「日本文学の初期、ロマン主義か自然主義かの対立があった。尾崎紅葉、泉鏡花の路線は、美文調で美しいが社会性に欠けるきらいがあった。田山花袋に象徴される自然主義は、やが

  • Aster さん

    今年1冊目、本を読むこと自体相当久しぶりだったけど、スラスラ読めてしまった。以前みたいに本を読む生活を送るため最初の一歩…。近代文学の歴史って割と浅い。追いつけそうな気がする。でも原文一致体以前は読みにくそ〜

  • KEI さん

    明治、大正、昭和と辿りながら日本の文学はどの様に変わっていったのか、いかにして日本語の文学は成立したのかが、50作品を紹介しながら分かりやすく解説されていた。19世紀末に産声をあげた日本の文学は1900年代にほぼ完成し、大正期には円熟の時を迎えた。その後、2度の大戦は文学を大きく変える。プロレタリア文学、戦争を鼓舞したり、推理小説、私小説、ノンフィクションと戦後に大きく花開いていく。残念なのは紹介された50作品のうち19しか読んでいなかった事だ。先ずは「苦海浄土」から読みたい。

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平田オリザ

劇作家、演出家、芸術文化観光専門職大学学長。劇団「青年団」主宰。江原河畔劇場・こまばアゴラ劇場芸術総監督。1995年『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞受賞。2002年日韓国民交流記念事業『その河をこえて、五月』で第2回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞。ほか受賞多数。2011年フランス文化通信省より芸

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