ちーちゃんは悠久の向こう 新風舎文庫

日日日

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797495584
ISBN 10 : 4797495588
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
追加情報
:
285p;15

内容詳細

「ちーちゃんこと歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」―幽霊好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、「僕」の平穏な日常はいつまでも続くはずだった。続くと思っていた―あの瞬間までは。怪異事件を境に、ちーちゃんの生活は一八〇度転換し、押さえ込んでいた僕の生活の中の不穏まで堰を切って溢れ始める…。疑いもしなかった「変わるはずがない日常」が音を立てて崩れ落ちていくさま、それをただ見続けるしかない恐怖を描いた、新感覚のジュブナイル・ホラー。世紀末の退廃と新世紀の浮遊感を内包した新時代作家・日日日(あきら)、堂々デビュー。

【著者紹介】
日日日 : 1986年7月29日生まれ、奈良県出身。千葉県在住。本格的な活動を開始した04年だけで、“第4回新風舎文庫大賞”大賞をはじめ“えんため大賞”佳作(エンターブレイン)、“角川学園小説大賞”優秀賞(角川書店)と次々大きな賞を獲得。文庫大賞受賞作となる『ちーちゃんは悠久の向こう』で待望のデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おかむー さん

    評価の高い作者の評価の高いデビュー作…なんだそうだけど合わなかったな残念。『もっとがんばりましょう』。「新感覚のジュブナイル・ホラー」と謳っているけれど、どちらかといえばゼロ年代作家にありがちな「コワレたボクと残酷なセカイ」といった感じの内向的ボクのうじうじうだうだばかりがハナについてなんだかめんどくさい。親からの虐待とか部活のごたごたとか自殺願望のクラスメートとか脈絡なくいろいろ絡めるよりも、ホラー部分のコワれてゆくちーちゃんに重点をおいて掘り下げるシンプルな展開にして欲しかったなぁ。

  • Yobata さん

    オカルトが好きな幼馴染みのちーちゃんこと歌島千草に振り回されながらも平穏な日常を求めて生活していた僕。しかし僕とちーちゃんとの間には非日常を回避できず、日常が音を立てて崩れていく…青年ジュブナイルホラー作品。日日日さんデビュー4受賞作品の内の一つ,香奈菱高校シリーズ第一弾。天国のような日常を送り非日常(幽霊)に憧れるちーちゃんと児童虐待という地獄のような非日常を送り日常に憧れるモンちゃんこと僕の、崖の上に立っているような危ういバランスの関係性にちーちゃんと僕が互いを思う歪な想いと日日日さんらしい表現力。→

  • 青葉麒麟 さん

    最初はちょっと変わったライトノベルかな?って思っていたけれど、主人公・もんちゃんの小出しに判って来る家庭環境の最悪さにひいてしまった。よく今まで五体満足で生きて来れたな。ちーちゃんのもんちゃんに対する執着心は怖い。読み終わった後、ぞわぞわした。

  • ゼロ さん

    新感覚のジュブナイル・ホラー。勢いがあって熱量があって、物語の最後まで予想が付かなかった。これがデビュー作だというのだからスゴイ。整理整頓されている物語じゃないからこそ、狂気があったと思う。簡単にいうと中二病的な小説。でも大好きだ。

  • 扉のこちら側 さん

    初読。ホラーというより青春小説…なのかなこれは。

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日日日

1986年7月29日生まれ。奈良出身

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