ジグβは神ですか JIG β KNOWS HEAVEN 講談社文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062932165
ISBN 10 : 4062932164
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
416p;15

内容詳細

βと名乗る教祖をあおぐ宗教団体の施設・美之里。調査に訪れた探偵・水野は加部谷恵美たちと偶然の再会を果たす。つかの間、フィルムでラッピングされ棺に入った若い女性の美しい全裸死体が発見された。あちらこちらに見え隠れする真賀田四季の影。紅子が、萌絵が、加部谷たちが近づいた「神」の真実とは。

【著者紹介】
森博嗣 : 作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。2010年には、Amazon.co.jpの10周年記念で殿堂入り著者に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    前回から数年たっているのですね。主人公たちが大学院生や社会人となっていて、また前回まで出ていた探偵がいなくなっています。あと数回(2回or4回)で終わることが予想されて時間的にもこの方がいいと思ったのでしょうか?ミステリーというよりも私は最近の若い人たちの行動を描いた群像劇のような感じで割り切って読んでいます。物語の発端などはかなり衝撃的で舞台も宗教団体が絡んでということなので興味をひかせるにはうまいと思うのですが。

  • yu さん

    Kidleにて再読。 何となく、設定というかシチュエーションみたいなものの輪郭だけをぼんやり覚えていた。 そうか、この作品の時も、既に加部谷さんたちは社会人だったんだなぁ。っていうか、水野さんやら椙田さんやら、全シリーズを読んでからの再読だと、!!!なポイントがありすぎて。。。瀬在丸さんが出てくるなら、その後の林さんや祖父江さんも気になるじゃないですか。

  • おたま さん

    「森博嗣の作品は時系列順に」を基本にしているので、しばらくXシリーズの方を読んでいたが、やっとGシリーズに戻ってきた。Gシリーズ第8弾。今回は加部谷、山吹、海月、雨宮というお馴染みの面々が、すでに社会人や大学の助教になっており、年月の経過を感じる。彼らが、「美之里」という宗教・芸術コミューンのような場所で起こった事件、ラップのようなもので包まれた全裸死体が、棺の中から現れたその謎を解明していく。なんと紅子さんや、睦子叔母様、四季らしき人物も登場して、何やら重要な転回点となっているようだ。凄い回ではないか?

  • aoringo さん

    出だしで水野さんにいきなりびっくり。宗教について考えさせられる回だった。かつて軍事国家だった経験から、宗教と聞くと一歩ひいてしまうのですね。なるほど・・真賀田四季は神格化してきたが、もう一人のカリスマ紅子さん登場でうれしい。

  • ソラ さん

    真賀田四季のカリスマ性が宗教性まで帯び始めている感がある。彼女がどこまでどこまで計算ずくで世界を動かしているのか、その底知れなさでゾクゾクする。

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森博嗣

工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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