ぼくらのSEX 文庫ぎんが堂

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781671994
ISBN 10 : 4781671993
フォーマット
発行年月
2021年02月
日本
追加情報
:
364p;15

内容詳細

「SEXは人間が生きていくためのエネルギーであり、生きることの核心だ」。SEXにまつわる疑問をひとつずつ丁寧に解きほぐす、1993年刊行の不朽の名著が新装版で復活。男らしさ、女らしさ、大人らしさとは。「母親になる」ということ。「父親であること」と、思いやり。「欲望」とは。同性愛は「ヘンなこと」じゃない。中高生から大人まで、SEXをまじめに考えるための、唯一無二の性教育の本。

目次 : こども―まだSEXを考えなくてもいい頃/ Hなことばかりが気になっちゃう/ もうこどもじゃない、でも、まだ大人じゃない/ 「かわいい」ということ/ 「第二次性徴」という時期/ 男らしさ、女らしさ/ 大人らしさ/ はじめて“それ”がやって来た―初潮とはじめての射精/ オナニーがSEXの基本/ 「性交」って、なんだ?〔ほか〕

【著者紹介】
橋本治 : 作家。1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業後、イラストレーターとなり、1977年、小説『桃尻娘』でデビュー。小説、評論、戯曲、エッセイ、古典の現代語訳などさまざまなフィールドで活動。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケー さん

    語り口がやわらかで読みやすい。でも少し男子に対して厳しく接しすぎのような感じも受けた。あと、解説が二村ヒトシさんなのはものすごく納得。絶対大きな影響受けていると思うもん、二村さん

  • 2兵 さん

    橋本治さんの本は、まだ二冊目だが、この人の文体は理屈っぽいけれど、分かりやすいから好きだ。本書も、タイトルから想起されるようなふざけた本ではなく、SEXというものについて、とにかく大真面目に考え抜いた本であるという印象を受けた。また、90年代前半の本だが、多様性(同性愛など)について肯定的に捉えた書き方がなされており、今読んでも勉強になるところが多かった。「友情というのは、SEXぬきの恋愛である」「SEXの段階=自分が納得できるようになっていくためのプロセスである」など、金言が連発されている。

  • rosie さん

    他者との関係についてのお話。対象年齢が低いからか、『恋愛論』に比べてかなり優しい。スラスラ読んじゃったけど、もっとじっくり考えてもよかった。煮詰まっている時、橋本さんの本を読むと救われる感じがする。知りたかったことがきちんと書いてあるから。読んだ後、考えたことを実践するのがとても難しいけど。新年だし、頑張りたい。

  • たんかともま さん

    丁寧な口調で道徳的にセックスを説かれるのかと思ったが、セックスをエネルギーと表現したり、他人の体を使ってするオナニーと表現したりするあたりから、綺麗事以外にも目を向けているなと感じた。源氏物語の解説、自分がないということや自由がないということ、尻拭いを任せてしまったり、出家の意味合いだったり、そういう視点で読みたくなる。古臭い意見は解説でフォローされているが、古臭いと断じるほどではないと感じた。しかし、ロリコン、近親相姦、スカトロ、SMなどについての言及はやや深みに欠けている気がしたのは混乱の時代だから?

  • sou さん

    題名の印象とは裏腹にしっかり考えさせられた本。心理を突いてくるような金言ばかりで付箋だらけに。もっと若い頃にこう言う風にしっかり教えてくれる本や人に接することができていたら行動や考え方が変わっていただろうと思います。1つの価値観だけが正しいわけではないと繰り返される橋本さんの主張。それだけ大抵の人は強制(矯正)されているということですね。また、橋本さんは男性ですが、男と女の両方の観点について丁寧に述べているのがすごいところだと思いました。

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人物・団体紹介

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橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

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