冒険の森へ 傑作小説大全 8 歪んだ時間

浅田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784081570386
ISBN 10 : 4081570388
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
581p;20

内容詳細

ジャンルを越え、小説の面白さをとことんまで追求した画期的アンソロジー。第5回配本、第8巻『歪んだ時間』は、タイムスリップを中心に、時間の歪みをテーマにしたSFとファンタジーを14編収録!

●編集委員 逢坂剛 大沢在昌 北方謙三 船戸与一 夢枕獏

SF、そしてファンタジーの巻である。
タイムマシン、タイムスリップ、コールドスリープ。
これが「時間」を歪める三種の神器であろうが、タイムスリップのみが現在の読者にも受け入れられているようだ。
掌短編の中には「なぜこの作品が時間テーマなのであろうか?」と思われるであろう作品も含まれている。
我慢して読んでいただきたい。
最後まで読めばわかります。

【長編】
浅田次郎「地下鉄に乗って」
山田正紀「竜の眠る浜辺」
【短編】
芥川龍之介「魔術」
北杜夫「買物」
安部公房「鉛の卵」
式貴士「カンタン刑」
小松左京「哲学者の小径」
筒井康隆「万延元年のラグビー」
清水義範「また逢う日まで」
半村良「およね平吉時穴道行」
【掌編】
吉行淳之介「扉のむこう」
原田宗典「時間が逆行する砂時計」
矢野徹「ぼくの名は・・・・・・」
星新一「夢の未来へ」

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    今回は、時に関するもので結構読んだものがあるのですが懐かしく再読してしまいました。やはり浅田次郎の「地下鉄に乗って」は映画も見ており何度目かの再読ですがいつもいい印象です。初めてですが山田正紀の「竜の眠る浜辺」も楽しめました。式貴士、半村良、芥川龍之介は読んでいますがやはりここに選ばれるだけあって読みでがあります。

  • starbro さん

    集英社の創業90周年企画 傑作小説大全「冒険の森へ」全20巻完読プロジェクト第六弾は第8巻「歪んだ時間」です。今巻は時空を超えた物語集です。今巻には芥川龍之介、安部公房といった文豪の作品も収録されています。名作揃いですが、オススメは短編では清水義範の「また逢う日まで」、長編では浅田次郎「地下鉄に乗って」です。しかし今の技術レベルでは今世紀中のタイムマシーンは難しいかなぁ!

  • ちょき さん

    時間軸を超えていくというアンソロジーばかりをあつめた今回の大全。式貴士「カンタン刑」がかなり破壊的。筒井康隆の「万延元年のラグビー」桜田門外の変で井伊直弼の首でラグビーをするというぶっとび企画など今回もまたまた相当に楽しませてもらった。一押しは江戸時代の歌人が現代でトップアイドルをやるといういう半村良の「およね平吉時穴道行」を挙げておく。

  • ぐうぐう さん

    時間をテーマにした『冒険の森へ』第8巻。長編二作もおもしろいが、短編のほうが印象に残るものが多かった。小松左京の「哲学者の小径」は、過去の自分と遭遇する物語。学生と京都、そこにSFの味付けが、実にうまくマッチングしている。式貴士「カンタン刑」は、おぞましいのひとこと。インパクトで言えば、本書中、最大最高の問題作だ。そして、半村良の「およね平吉時穴道行」は、語り草になるほどの、名作時間SF。再読だが、感動はまったく損なわれない。何度読んでも、傑作は傑作なのだ。

  • エヌ氏の部屋でノックの音が・・・ さん

     2015年10月10日 初版。。。大先生「夢の未来」収録。タイムマシンの話だが、このタイムマシンを作った博士と助手は無事帰れたのであろうか。とてもそうは思えない。

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