異性 河出文庫

角田光代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309413266
ISBN 10 : 4309413269
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
穂村弘 ,  
追加情報
:
243p;15

内容詳細

好きだから許せる?それとも、好きだけど許せない?男と女は互いにひかれあいながら、どうしてわかりあえないのか。「恋愛カースト制度の呪縛」「主電源オフ系男女」「錯覚と致命傷」など、カクちゃん&ほむほむが、男と女についてとことん考えてみた、話題の恋愛考察エッセイ。

目次 : 「好き」と言うハードル/ 内面か外見か/ おごられ女、割り勘女/ 運命の分かれ目/ 女は変化をおそれ、男は固定をおそれる?/ 絆への思い/ 感情移入の男女差/ 女は非日常体験を求めているか/ 「好きな人」「まあまあ」「眼中にない人」/ もてるための努力が恥ずかしい〔ほか〕

【著者紹介】
角田光代 : 1967年、神奈川県生まれ。小説家。著書に『対岸の彼女』(直木賞)『八日目の蝉』(中央公論文芸賞)『紙の月』(柴田錬三郎賞)『かなたの子』(泉鏡花文学賞)など、多数

穂村弘 : 1962年、北海道生まれ。歌人。歌集、評論『短歌の友人』(伊藤整文学賞)エッセイなど、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さおり さん

    昔「話を聞かない男、地図が読めない女」という本が流行りましたが、それよりもずっとピンときたわ、私。角田さんとほむほむが往復書簡のように男女のあれやこれやについてエッセイを書いているのですが、どの話にも「その話なら私・・・」と物申したいことが出てきて、なんなら私もそのやりとりに混ぜてくださいと思いました。思えば私は、付き合った相手から別れを切り出されたことがありません。始まりはいろいろでも、終わりは必ず私からビシッと!で、それが私の狭い恋愛観を作っているのだなぁと、なんか我が半生を省みましたよ。

  • 夜長月🌙 さん

    女性代表として角田光代さん、男性代表としてほむほむが主に恋愛事情における男と女の考え方の違いを語ります。この組み合わせは絶妙です。特に面白かったのが異性の「好きな人」、「まあまあ」、「眼中に無い人」の3段階分類。おおむね男性は人並みにかわいければ全て「好きな人」に分類します。読み友さんの説によるとそれは7割とも9割とも。ところが女性の場合は「好きな人」に分類する男性はほんの一握り。1割とも。女性の男性にこんなことをされたらうれしいの前提条件は「好きな人」に限るのでハードルがとても高いのです。

  • まる さん

    男はこういうもの、女はこういうもの、という話は好きではなかったのですが、二人がラリーしていくこのエッセイは面白かったです。書かれているエピソードの自意識過剰ぶりや勘違い度が身に覚えのあるものばかりでイタタタ…と思いながらも笑ってしまいました。ただ、元彼にSMAPが好きだと言ったら結構な喧嘩になったことのある身としては「SMAPとかなら、彼もそこまで怒らなかったと思うけど」の部分は大いに反論したいです(笑)

  • ユメ さん

    「男女の違い」という永遠のテーマについて、角田さんと穂村さんが掘り下げる。二人が交互にエッセイを書くことで、恋愛における男性と女性の価値観の差異が浮き彫りに。それぞれの視点が鋭いうえ、相手の答えから新たな考察が引き出されて二人のラリーが面白かった。個人的に共感したのは、女性は変化をおそれるが男性は固定をおそれるということ、そして女性は恋愛に物語を求めるということ。本書を読んでつくづく思った、男と女は別の生き物なんだな。その溝を埋める方法なんてきっといつまでも見つからないし、だからこそドラマが生まれるのだ。

  • るぴん さん

    男性代表の穂村さんと、女性代表の角田さんの往復書簡テイストによる、恋愛エッセイ。面白かった♫角田さんの意見に「わかる!」と共感したり、穂村さんの冷静な男女の違い分析に「そうか‼︎」と唸ったり。女は変化をおそれ、男は固定をおそれるとは言うけれど、実際変化に強いのは女だし、男にとって「モノはモノ」だけど、女は「モノはワタシ」というのにも納得。「女性が男性一般に対するリクエストとして「こうして欲しい」と云うとき、「ただし好きな人から」が暗黙の、しかも絶対的な前提条件になっている。」うんうん、確かにその通り(笑)

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