前作は何となく上品な作りだったが（たぶんソニーレーベルだからだと思う），雰囲気も前作と似ているのに今作の方が数段よく感じてしまう．やはりロードランナーのほうが彼らにとっては良かったのだろう．噛めば噛むほど味が出る．

いつも通り穏やかではない響き!あまりのカッコ良さに2曲目を一番聴きこんだけれど、他の曲もかなり洗練されていて、さすがはベテランと頭が下がってしまう。アルバムのテーマになっている物語も面白そう。

英国が産んだ驚異のシンフォニック・ブラック・メタル・バンドCRADLE OF FILTHによる６作目。今作も彼らが得意とするコンセプト・アルバムだろうと考えていたが、ハズレた。が、しかし、どうやらCoFにとってコンセプトであるかないかはあまり問題ではないようだ。これまでの彼らのアルバムを聴くと、素晴らしいことは素晴らしいのだが、そのあまりに大仰なストーリー・サウンドが、バンドとしてのサウンドに霧をかけてしまっている感じを受ける。もちろんそこが彼らの魅力のひとつなのだが、その霧が「誤魔化し」として捉えられてしまうことも少なく

前作の緻密な構成、ﾌﾟﾛｸﾞﾚのような壮大さ、派手なｵ-ｹｽﾄﾗｱﾚﾝｼﾞ、ｺﾞｼｯｸﾎﾗ-のような怖いかっこよさは大きく減退、ﾒﾛﾃﾞｨｯｸﾃﾞｽﾗｯｼｭに近いｽﾄﾚ-ﾄなｱｸﾞﾚｯｼｮﾝが支配的。解説には原点回帰とあったが、新しい方向性ととらえたほうがいい。超高音の金切り声が少ないのはさみしい。

こりゃ少しｶﾞｯｶﾘ��ｱﾙﾊﾞﾑを重ねるごとに、中にはこうゆうｽﾄﾚｰﾄな作品を作りたくなるのもわかるが…慟哭のGｿﾛも少なく聴かせ所もｲﾏｲﾁだしVoも情念が感じられず、前作まであった背筋が凍るような刺激が感じられましぇん。

ついに出た！ニューアルバム！！今回の作品はコリン・リチャードソンと組んだから、前作よりへヴィーで官能的なアルバムに仕上がりました。最高傑作なので是非聞いてみて下さい。

　大分聞きやすくなったような印象を受けます。と思ったらダニが金切り声を封印したみたい。ギターもこれまでの怖カッコイイから、より哀愁や泣きを意識した幅広くメタルファンにアピールする感じになっているような。更なる大衆化といえば確かにそうですが、真性ブラックメタラー以外の人には、必ず素晴らしい評価を受ける作品だと思います。

あれっ？また移籍しちゃったの？ でも発売楽しみにしてます。 今度はもっとドロドロしたのがいいなぁ。とにかく早く聴きたいです。

キモい。グロい。こわい。三拍子そろってます。心臓つかみ取りでもういっぱいいっぱい。さすがはダニ！（でも出てくるキャラはよくわからないのが多いなぁ。）

EP。全てカッコイイが、2曲目がズバ抜けて良い。これだけのためにでも聴く価値はあると思う。ブラックでブラストで疾走で荘厳で邪悪。メタラー必携。