PSPへ移植したためかサブキャラクターの音声がなくなってるのが残念です。PS2版より少し操作しやすくなってます。

主人公がボイスありでしゃべったり、攻略キャラクターに女の子がいたりといくつかの点で、プレイヤーを選んでしまうようなゲームです。限定版の小冊子は少しネタバレになっています。

乙女ゲームに分類されますが、各キャラを攻略するようなタイプではなく、女性向けの謎解き（といってもミステリーのような本格さはない）のような感じです。スチルの切り替えがあまり少ないためか文字だけでストーリーを想像しなければならない場面があったりするのが少し残念です。

格ゲーというよりもキャラゲーよりの格ゲーというかんじです。画面などにはこだわりが感じられます。最初からプレイできるキャラクターが3人しかいないのが残念です。

片手でプレイできるように設定できるなどシステム面は親切設計です。オープニングはインパクト大きいです。

操作に関しては今までのVitaminシリーズと統一されてます。VitaminXとVitaminZのパートは完全に分かれてます。事前に今までの作品をクリアしておいた方がいいですね。

箱はやや大きめです。VitaminXとVitaminZの追加エピソードを収録した作品であるため、まずこちらの2本を事前にプレイしていた方がいいです。お話のボリュームは少し物足りなかったです。

前作より大幅にスカウト可能なキャラクターが増えたり。自分でオリジナルキャラクターを作れたりとキャラクターの面においては満足です。PSPに移植したためかただボイスが殆どないキャラクターが多かったり、ボイスそのものの量が減ってた点は非常に残念でした。あと操作性には問題ないのですが、ロード時間が長いです。

オープニングは前作同様インパクト大です。各キャラと対戦できるブラックジャックなどのミニゲームなどもあってちょっとした暇潰しとしてもプレイできるようになってます。ロード画面が各キャラのプロフィール画面なのも良かったです。

とても良かったです。楽しませていただきました。内容が非常に濃く多いので、一人を攻略するのに非常に時間がかかります。