千早の歌に惚れてはじめたこのミッシングムーン。特別気難しいわけでもなく、楽しんでストーリーモードを進めました。美希ちゃんの描写については、箱版から移籍を心配して手に取ったＰたちが思いやられますが、個人的にもやもやする部分がぬぐえない内容でした。もしも自分が美希ちゃんのＰで、このムーンを手に取ったら、少なからずショックをうけたでしょう。そして、美希ちゃんの移籍の理由。とってつけたような移籍が通っちゃうんなら、それこそ千早ならより歌を高めるために移籍、あずささんなら迷子になってそしてそうこうしているうちに移籍、りっちゃんなら経営難の事務所どうのこうので移籍、なんて理由だって通っちゃいそうで。たまたま箱参入の美希ちゃんに白羽の矢がたったのでしょうか。ちょっとコワくなる感じでした。

画面構成が従来の乙女ゲームとは異なります。PS2版も少しプレイしましたが、PSP版と差はあまり感じませんでした。ロード・セーブ画面の背景もきれいでした。限定版の箱のイラストもきれいでした。

PS2版からの移植作品です。PS2版も少しプレイしましたが、追加要素は別としてPSP版と差はあまり感じませんでした。ロード・セーブ画面の背景もきれいでした。システムも快適です。

バトルがコマンド方式なのでリアルタイム方式が苦手な方でも楽しめるんじゃないでしょうか。ストーリーはきめられたルートがあるわけではないので手探りで進むことになります。

前作のVitaminXをプレイしていた方が楽しめます。ただこのVitaminシリーズのノリについていけないと楽しめません。選択肢を選んでいくだけではないゲームなので、意外と気は抜けないです。タイトルコールが各キャラの個性が出ててきいてて飽きないですね。

OPの音楽は良質なのですが、ゲーム本編に入るとところどころ音の悪い場所があります。原画担当さんの絵の癖なのでしょうが、スチルによってはアングルにときどき違和感を感じたりしました。小学生が登場する乙女ゲームですが、一応倫理的には問題ありません。全体的にシリアスで重いストーリーでプレイする人を選ぶ作品ではあります。ロードが遅めですが、データインストールできるようになってるのはよかったです。

音楽・システムなどは前より良くなってますし、操作も従来のGジェネシリーズ同様に操作できます。ただロードがとても遅いのでデータインストールはした方がいいのですが、そのデータのサイズ自体も大きいのでご注意を。

スチルは綺麗です。実は同じオトメイトさんの某ヒットゲームシリーズと関連があったのが意外でした。因みに限定版同梱の小冊子は設定資料集というよりも、登場キャラクターのイメージ画像を集めたものという感じです。

攻略対象が小学生ということで戸惑ったりされる方もいるでしょうが、主人公も小学生なので年の差云々はないですね。全体的に重いストーリーで、ストーリーによっては少しご都合主義なところもあったりしますが割と作りこまれてる方ではあります。スチルによってはキャラクターのアングルに違和感を感じました。ロードに時間がかかるので気になる方はデータインストールした方がいいですね。

2011年秋までに発表された「うたプリ」のボーカル曲を音楽ゲームとして楽しめるゲームです。他社さんの音楽ゲームとは操作が違うので少し戸惑いました。ヤリコミ要素ありです。高得点でクリアすると対象キャラとイチャつくムービーが流れることを除けば男子でも楽しめます。