’84年リリースの2ndアルバム。長い間、廃盤状態でしたが、つ、ついにリマスター、そしてボーナス・トラックで再発されました。
1stに収録されいた「CALL TO THE HEART」のようなコマーシャル的な、コレッという曲はないものの、楽曲1つ1つのサウンドにも広がりがあり、立体感も十分。
キーボードが主導権を握っているバンドの為、軽く、明るく、ダンサブルな印象だが、前作以上にVo、Gのバンドとしてのプレイが魅力。
ドラマティック&ダイナミックな音作り、そしてメロディアス。
発売当時、このテのサウンドが一番“売れ線”に近かったが、結局は1stのセールスを超える事はできなかった。
個性があまり感じられないのは確かだが、しかしこのクオリティの高さはスゴイです。また入手困難になる前に是非入手してほしい1枚です。
81年「エスケープ」、83年「フロンティアーズ」の発表により80年代初頭はアメリカン.メロディアス.ロックの頂点を極めたいたのがジャーニー!!本作は元.エンジェルの(Key)グレッグ.ジェフリアにより結成されたメロディアス.ロックバンドのデビュー作で高いクオリティーがあるのに、いかんせん、このバンドはある意味(Vo)に泣かされた悲運のバンドである!デヴィッド.グレン.アイズレー(Vo)の声質と歌唱法がスティーブ.ペリーに似すぎていた偽に「ジャーニー」の二番煎じ的な扱いを受け正当に評価されなかった!確かに本作は全米でそれなりの売り上げを記録しシングル.カットした#2もチャートを駆け上がるなど健闘を見せるものの86年に発表されたセカンドアルバム「SILK AND STEEL」はこれまた高品質ながら本国アメリカでは失敗作のレッテルを貼られ時代の波に乗ることは出来なかった!きらびやかなキーボード.サウンドに魅力を感じる方は買って損無しの名盤だと太鼓判を押させて頂きたい!!