こんなにも伏線が張り巡らされていたなんで驚きです。どんどん引き込まれていく。少年漫画らしくなさがどんどん強くなっていて好きです

きっと違う、何か考えがあるはずだ、そう信じても一向に希望の兆しが見えない、絶望へしか導かない主人公はもうなんだろう、逆にすがすがしい。

初めはいわゆる熱血少年漫画、ヒーローものだなぁと思ったのだけれども、実際は違いました。巨人との闘い、ですが、どちらかというと自分の中の選択や決断、どうしたって抜け出すことのない絶望があるというものを描いてくれる

やはり、対巨人の物語というよりは、あくまでも巨人は現実の辛さや絶望を体現したもので、その中で生きる人を描くという感じな気がする。共感できるのが悲しいｗ

とてもシリアスな場面であればあるほど、小ボケを入れてくるギャグセンスが好き。少しずつ巨人の力の謎が明らかになるような、ならないような回。

進撃の巨人をはじめ漫画で読み始めたときの、怪物をやっつけるんだ！といったものからはガラっと変わる。衝撃の巻！

あまり目立たないようなキャラクターでもしっかりとした過去がありそこから十分なキャラクター像が見える。とてもすごいとおもう

ついに真実が分かっても、さらなる絶望が待っている。海の向こうに見えるものはそれぞれ違う。エレンだけが違う方向を向いているのは印象的

衝撃の連続で、とても引き付けられる物語です。世界観が確立されており読めば読むほど次はどうなるんだろうと先が気になってしまいます。主人公のエレンを初め個性的で魅力的なキャラが多く、特にミカサの力強さ、優しさが大好きです。

夫が雑誌で読んでいたのですが、私は内容の壮大さと、世界観で「すぐついていけなそう」と呼んでおらず、アニメを少し見ている程度でした。 けれど最終回でかなり良かったと夫から絶対読むべきだし、自分も最初から読み直したいということで、購入を決定。 まず絵が下手とかよく言われているけど、正直どこが？と思います。巨人との闘いシーンからはじまりますが、すごく絵がかっこいいし、動きとかをアニメでもなくこんなに表現できていて、恐怖感などの心情がとても豊かな表現で描かれていて、絵もすごくいいと思います。 話も切ないし怖いしでこれからどうなっていくか楽しみです。