「COVERED」もメーシイらしい作品でしたが、「TALKING BOOK」はさらに期待できそう。J.Beckとの共作があるように、スティービーがロックと距離を近くした作品。今の小手先のバラード群とは別次元の素晴らしい作品だけにメーシィがこれをチョイスしたことに、ただただ感激。

メイシーの声、音楽は相変わらずイイ。声は独特のハスキーボイスなので好き嫌いあると思いますが、個人的に好きです。

スタジオアルバム3枚でベスト盤をリリースというのは些か早いようにも感じますが、入門編としての意味はあるかと。新曲とエアロスミスのカバーも含まれている分、お得な面もありますが、3つのリミックスは必要だったのかな？ それでも、やはり出世作「I try」や「Sweet baby」といったヒットソングは本当に良いですね。