マーラー(1860-1911)
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マーラー(1860-1911) レビュー一覧 7ページ目

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商品ユーザーレビュー

7199件
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  • 21世紀が始まったそのお正月にこの曲を選び、演奏した...

    投稿日:2022/10/17

    21世紀が始まったそのお正月にこの曲を選び、演奏した小澤さんとサイトーキネンの俊英達。”死に絶える様に” と、最期に書かれている曲を。そう言う演奏は、バーンスタイン、カラヤン に任せて(?)、終わりを告げ、新たに”生きて行くこと”、新しい朝を迎えようではないか、と、言いたげな名演。日本人主体のオーケストラもここまで到達できるのだ、と、そして、新世紀への更なる道を指し示した音楽が、ここに(95歳のブロムシュテットさん、N響の演奏を聴いた後に)。

    Greenboy さん |50代

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  • この演奏を聴いて、久しぶりに心がじんわりし。涙が出...

    投稿日:2022/10/11

    この演奏を聴いて、久しぶりに心がじんわりし。涙が出そうになりました。 なんと丁寧に優しく歌っていることか。 ただ、ゆっくり演奏しているだけではないのです。 これほど、歌心に満ち溢れた交響曲第1番の演奏に出会ったことがありませんでした。 もう飽きるほど、何十年と実演やレコードを何回何枚も聴いてきて、最近は、また「巨人」か、と思うようになっていました。 指揮者ノットの来日公演は、チケット買ったものの聴きそこなっていました。 そういうこともあり、ノットの演奏の特徴をよく知らずにいて、彼の演奏には興味を抱いていませんでした。 この演奏には衛星放送で出会いました。指揮者ノットとの最初の出会いです。 しかし、この演奏聴いて、心を捉えられました。 彼は、マーラーの曲が内包する世界を極めて見事に描き出し構築して、その世界の中へ優しく招き入れてくれます。 この演奏を聴いて、彼の、マーラー全集を買ってみたくなりました。それ以外の作曲家の演奏も聴いてみたくなりました。新たに、もう一度、いろんな演奏を聴いてみたくなりました。 クラシック音楽への興味を掻き立てられました。 ぜひ、この気持ちをとどめておこうと思い、レビューを書きました。 どなたか、聴かれて、共感いただければ幸いです。

    shiryumr さん |60代

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  • 一般的に思い浮かべる円熟とは全く異なり、印象として...

    投稿日:2022/09/30

    一般的に思い浮かべる円熟とは全く異なり、印象としては最初のウィーンフィル盤にかなり近いと感じました。元気すぎるラトル氏。あの崩壊ギリギリで手綱を握ってる緊張感や妖しい響きが戻ってきております。あれよりかなり音が良いとは言え、低音がブーミーなところまで戻ってるような(苦笑)。何も知らずにベルリン盤と聴き比べてこっちが後年の演奏と思う人は少なそうです。テンポも以前のものよりだいぶ速く感じ、何かに取り憑かれた様に前へ前へ進む演奏で、音も綺麗に溶け合うよりは一度に何種類もの音が個々に物凄い気迫と妖しい音で主張してきて聴後は大変に疲れます。近年のハイティンク、ヤンソンス盤をよく知る身としては何から何まで「これ本当にバイエルン放送響?」となりました。普段とのギャップに驚くという意味ではバーンスタインが指揮したベルリンフィルを思い出しました。演奏の傷が結構多いんでよく正規盤で出してくれたなと思いますがこの演奏に関しては傷の代わりに得たものがあまりに大きく、ここまでオーケストラから自分の欲しい音を引き出すラトル氏はやはり世界のトップ指揮者の一人であると改めて感じた次第。正直言ってもう少し落ち着いた演奏が好みなんで嫌いな演奏ですが「好きの反対は無関心」、毒にも薬にもならない演奏が結構多い中この演奏は明確に私には毒でありポジティブな評価となりました。

    チーカマ さん

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  •  大地の歌・交響曲第9番・第10番(Cooke版)、すなわ...

    投稿日:2022/09/28

     大地の歌・交響曲第9番・第10番(Cooke版)、すなわちマーラーの最後の三部作は、すべてのレコードを聴かずにはいられない。新譜がリリースされれば、必ず購入してしまう。これは、マーラーの作品、とりわけ第6交響曲以降の後期の作品の魅力に憑かれた者の性(さが)である。大地の歌については、クレンペラー盤(ルートヴィヒ)とラトル盤(コジェナー)を聴ければ、私は満足してしまう。しかし、優れた演奏に新たに出会えたときは、それはまた大きな喜びとなる。  カサドシュとリール国立管弦楽団の演奏を、私はこのCDで初めて聴いた。二人の独唱者ウルマーナとフォービスの歌唱とリール国立管弦楽団の見事な演奏に感服した。2008年7月3日のサン=ドニ大聖堂におけるライヴ録音である。聴衆の間からだけでなく、演奏者たちの間の非常に微かな音が無数に収録されている。まるで指揮者のすぐ背後で聴いていると錯覚するほどリアルな録音である。しかし、音質はとても良いので、ライヴ録音と割り切って、臨場感に深く浸る鑑賞方法がよいと思う。本CDがリリースされた時は、収録から10年以上が経過していた。非常に優れた演奏であるため、CD化が企画されたのではないかと、私は推察している。  第6楽章「告別」の終結部「Die liebe Erde …」(460小節以降)のテンポは、クレンペラー盤よりも遅く、ラトル盤(バイエルン放送響)とほぼ同じである。総譜にある「すべての拍をひじょうにゆっくり振る」という指揮者への指示に忠実な演奏であり、一拍ずつ噛みしめながら聴くことができる。チェロとヴァイオリンのドラマチックな上行、大きく紆濤るオーケストラが感動的である。「新しく!いたるところ、そして永遠に、はるか彼方まで青く輝く・・・永遠に・・・」 ウルマーナの絶唱と、春の大地を夢想する寂寥感が胸を打つ。心の中で音楽がまさに永遠に鳴り響くようだ。その残響は、第9交響曲の冒頭へとつながって行く。  本CDは、ジャケットデザインも秀逸だ。マーラーが没した翌年に制作された「吹き荒れる風の中の秋の木」は、感動的な作品である。 1991年に Bunkamura・ザ・ミュージアムで開催された 「エゴン・シーレ展」 で、私はこの作品と出会い衝撃を受けた。背景の空は、多量の灰色をベースにした繊細な色彩と荒々しい筆触のテクスチャーによって、激しく動く大気を表現する。無慈悲な嵐に樹幹は大きく撓り、画面いっぱいに広がる細い枝々の顫動は、観る者に不安感を与える。80p四方のカンヴァスは、シーレの鮮烈な魂を放射していた。この作品がもつ異様なまでの迫力は、印刷物やディスプレイではなかなか表現されないのが残念である。シーレが制作した実物のカンヴァスをご覧になることを是非お勧めしたい。二十世紀初頭のヴィーンの美術界で、革命的な精神で表現主義を牽引し、早逝した天才が遺した傑作である。

    宗仲 克己 さん

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  • ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ニューヨーク・フィ...

    投稿日:2022/09/24

    ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏による、グスタフ・マーラーの交響曲第3番を収録したもの。 冒頭のホルンの斉奏からなんとも熱い音楽が流れてくる。 この熱さが80分程続くのだが、テンポが目まぐるしく変わるせいか飽きが来ない。 曲のカットも聴き慣れているうちにこれはこれで良いかもしれないと思わせるのがミトロプーロスのすごいところ。 有名音源とは言えないけど、これはこれで楽しい一枚だと言えます。 マーラー・ファン、ミトロプーロス・ファンは是非いかがでしょうか。

    レインボー さん

    0
  • 6番て美しい曲であることがわかりました。音質もきわ...

    投稿日:2022/09/19

    6番て美しい曲であることがわかりました。音質もきわめて良好です。バルビローリはマーラーが得意だったんだな。

    顕 さん

    0
  • ソニー時代のマーラー全集のLP化と同様、こちらも極め...

    投稿日:2022/09/18

    ソニー時代のマーラー全集のLP化と同様、こちらも極めて商品価値が高いと感じる豪華・美麗な装丁といい、わずか2600部しか生産されないというシリアル・ナンバー入りの製品で、実にコレクター心・マニア心を刺激してくれます。が!十代の大昔から私の偏愛に訴えてきた最も重要な作品である第6番の、それも終楽章が、提示部のあと開始から10分の地点で無残にLP10枚目のA面とB面に分断されております。この面切りにはがっかり。終楽章は33分かかっていますのでおそらく音質保持のため二分割したものと思われますが・・・それだけが不満。

    John Cleese さん

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  • 絶賛の嵐の中ではあるが反対意見を書いておきたい。 ...

    投稿日:2022/09/08

    絶賛の嵐の中ではあるが反対意見を書いておきたい。 正直なところ、どこが良い演奏なのかさっぱりわからない。第1楽章や終楽章で細部に拘っているのはわかる。しかしなぜバランスを崩してまで弱音にするのか。マーラーが精魂込めて描いたのは細部だけではない。全体の流れやディナーミクのバランスも同様に大事なはずである。ホーネックはそこが全く分かっていない。 細部と全体のバランスがとれている演奏とはハイティンク/ベルリンフィルのようなもののことを言うのだ。 終楽章の遅すぎる開始から、バランスを欠いてまで加速する頂点。更に第3楽章で遠すぎてほとんど聞こえないポストホルン、音程すら合わせられないデヤングのお粗末な歌唱。良いところは少ない演奏だと思う。 最後に、ピッツバーグ響が一流と書かないと我慢できない人が複数いるようだが、弦楽の精密さに比べ金管は駄目だと思いますよ。健闘はしているけど一流じゃあないでしょう。

    HMVの犬が好き さん

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  • 交響曲第6番と第9番は好演。特に第9番は、ベルリン・...

    投稿日:2022/08/28

    交響曲第6番と第9番は好演。特に第9番は、ベルリン・フィルの重厚な演奏とバルビローリらしい人間味の相乗効果によって、マーラーの録音が溢れるようになった今の時代でも、一聴の価値がある名演と言って差し支えない。ベイカーの歌う歌曲も悪く無い。第1番はオーケストラがやや貧弱。第5番は特にこれを推す理由は無いかな。近年のリマスタリング技術の向上で、音質はそんなに悪く無い。曲によっては指揮者の唸り声がよく聴こえる。

    saitaman さん

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  • 故宇野氏推薦の演奏であるが、私は何となく物足りない...

    投稿日:2022/08/19

    故宇野氏推薦の演奏であるが、私は何となく物足りない。響きがあっさりしている。ワルター・VPOのモノラルライヴのような香り、情緒に欠けており楽しめない。私と同意見の方も割に多くいるようだ。欧米と我が国では演奏評価がずいぶんちがうのが多い。

    robin さん

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ありがとうございました

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