霞が関のリアル

NHK取材班

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000614726
ISBN 10 : 400061472X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
212p;19

内容詳細

度重なる霞が関の不祥事や苦境の背景とは?記者が官僚たちと人として向き合い、引き出した本音をつづる―大きな反響を呼び起こしたNHK NEWS WEBの連載を書籍化。

目次 : コロナで激務に―霞が関の官僚にいま何が/ 第1部 官僚だってつらい(眠らない官僚/ 官僚女子もつらい!/ 厚生労働省で妊婦が午前3時まで残業!?/ この春、霞が関やめました/ 心身病む官僚たち/ 官僚の勤務データは”リアル”人事院に直撃)/ 第2部 霞が関と永田町(夏休みの宿題?これ、官僚の仕事?/ どうして即日廃棄?大臣の日程表/ 霞が関の嫌われ者”質問主意書”って何?/ 官僚が自転車で疾走―真夜中に届けるものは)/ 第3部 今どきの霞が関事情(なぜ?東大生の“官僚離れ”/ 40歳以上が多すぎ?―官僚組織の「逆ピラミッド」/ 民間人がなぜこんなに!?/ 霞が関文学って何?/ 改革は”外目線”―霞が関を飛び出す若手官僚たち)/ 第4部 コロナと闘う官僚たち(失われた“特別な時間”/ 今どき官僚もテレワークですが…/ コロナと闘う公務員たち―厚労省”コロナ本部”現場の保健所は…)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    NHKと岩波書店という、信用できるメディアのコラボにしては、この本の出来は酷い。ウェブサイトを出版化した内容とは言え、霞が関の若手官僚が抱える閉塞感を羅列するだけの薄っぺらさ。霞が関の働き方改革の必要性はその通り。でも私は、「労働」の働の字より労の字の方が大切だと思う。「労わると書いて「いたわる」と読み、労うと書いて「ねぎらう」と読む」と若松英輔さんは指摘している(「言葉の贈り物」)。政治家、マスメディア、そして国民ひとりひとりが、官僚に対する労わり方・労い方を改革しない限り、彼らは救われないと強く思う。

  • 肉尊 さん

    国家公務員は労働基準法の適用外で、月100時間以上の時間外労働を行う官僚が4割!国会議員の質問主意書は夜23時を超えて提出されることもあり、厚労省では妊婦が深夜3時まで残業したという超ブラックぶりが暴露された。質問主意書の答弁書も書式が決まっており、文書枠から5ミリ以内に文字を揃え、ホッチキスの向きが異なれば却下など、徹底した文書主義にデジタル化は急務だという。この主意書、特定の議員が乱発して提出しており、やみくもに官僚の負担を増やしている。本人に悪意が見られないのが厄介だ。本書の感想は以下に記載。

  • キク さん

    僕が自転車で25時に霞が関を通ると、半分以上の照明が灯っている。本書で若手官僚の妻のLINEが紹介されている。4:47妻「遠慮せずに帰っておくれ。寿命が縮む」少子化を所轄する厚労省では、妊娠中の職員が27時まで働いていた。その女性職員は「妊娠中なので勤務を配慮してほしい」と訴えていたけど、「増員はできない」とのことだった。壮絶だ。でも官僚は労働基準法の対象外なので、自ら問題化するのは難しい。この本で対策は語られない。それでもいい。「ここに問題がある」と誰かが言わないと、その問題は世界に存在できないんだから

  • おいしゃん さん

    中央官庁の過酷さは知っていたが、改めて民間より余程ブラックだなと実感。労働基準法の範囲外といっても、妊婦が深夜3時まで働くなど、どこの世界でも許されることではない。

  • ごへいもち さん

    何かがおかしい。解決策もわからないけれど。こんなふうに官僚が疲弊して政策を考える余裕が無くなってしまえば目先の金儲けだけの私企業の意思通りになってしまうのでは?

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