jazzy hiphopと言われる作品は数多くあるが、クラブサウンドとしての意味合いが多いが、これはディープなHIPHOPの色合いが濃く、ネオ・ソウル的作品としては極上の一枚。

後半部のexperimentではおもしろいことしてるんですが…。 正直、前半のtrioは普通。前作のin my elementが良かっただけに、期待しすぎたかな。

元ネタの「BLACK RADIO」にあった泥臭い雰囲気から一変、ソウルの黒さは残しつつも洗練されたヒップホップが見事にクロスオーヴァー。さすが今、旬な男グラスパーのサウンドセンス

尊敬する沖野修也が早くから注目し、後にグラミー賞も受賞した天才ジャズピアニストのアルバムです。ジャズ界にも新たな潮流がありますが、この辺から始まっていた様な気がします。

ロバート・グラスパーのCDはほぼ揃えていますが、この作品は異質で激しい曲が少なくカフェミュージックとしても機能しそうな内容でした。

リピートして繰り返し聴ける中毒性のあるナンバーばかり。ＢＬＡＣＫ　RADIO類とは、一線を画す素敵なアルバム。robert glasper君ら、ありがとう。

こんなの、ジャズのジャンルに入れないでほしい。 面白くない。

前作のインパクトには負けるけど、今作も最高のメロー・グルーヴには違いありません。よりソウル寄りになり、歌心が満開の快心盤。

流麗なジャズピアノにネオソウルの歌い手たちが色を添える。秋の夜長にしっとり聴き惚れます。。。

　おじさん、昔のばっかり聴いてないで最近のジャズも聴いてみろよ！　って、言われたわけではないけれど、巷で話題のグラスパーを聴いてみました。前半が思っていたよりもオーソドックスなピアノトリオでやや拍子抜けしましたが、後半はハンコックの『ROCK IT』みたいのを想像していたこともあって、いい意味で裏切られました！　でも、次の『BLACK RADIO』にまで手を出すには勇気がいるなぁ......。