More Than Your Mouth Can Hold -The Complete Recordings 1972-1974 (6CD)

センセーショナルなルックスとハード＆ブギーなグラムサウンドで日本でも高い人気を集めた、ヴォーカルのマイケル・デ・バレス率いるブリティッシュロックバンド、シルヴァーヘッド。のちにブロンディなどで活躍するナイジェル・ハリスン (b)、こちらものちの80年代にロバート・プラントのバンドで活動するロビー・ブラント (g) らも在籍。『Silverhead (恐るべきシルヴァーヘッド)』『16 And Savaged (凶暴の美学)』の２枚のスタジオアルバムを残し、わずか２年半で解散した彼らのキャリアを包括したCD６枚組ボックスセットが登場。

CD１には、ディープ・パープルやアイアン・メイデンなどのサウンドエンジニアとしても知られるマーティン・バーチがプロデュースを手掛けた1972年のデビューアルバム『Silverhead』と、デビューシングル「Ace Supreme」の７インチヴァージョンやＢ面曲「Oh No No No」などのボーナストラックを収録。

CD２には、同じくバーチのプロデュースによる73年の２ndアルバム『16 And Savaged』に、お蔵入りとなった３rdアルバムに収録予定の「James Dean」「Marilyn」のスタジオテイクやマイケル・デ・バレスの74年のソロシングル「Leon」「New Moon Tonight」をボーナストラックとして収録。

CD３には、解散後の75年に日本のみでリリースされた、73年11月９日ロンドンのレインボーシアターでのライヴ音源を収録。こちらにもボーナストラックとして、73年８月31日にBBC「IN CONCERT」放送用に収録されたパリシアターでのライヴ５曲を収録。

CD４には、2001年に日本の Captain Trip レコードからリリースされた未発表ライヴ音源集『Show Me Everything (熱狂のライヴ)』(73年ロンドン、74年東京でのライヴを収録) を収録。

さらに、CD５には、73年７月２日ベルリン、スポルトパラストでのライヴ盤『Berlin Backlash 1973』、CD６には、74年の来日ツアーから１月19日 中野サンプラザでのライヴを収録。