チャイコフスキー(1840-1893)
新商品あり

チャイコフスキー(1840-1893) レビュー一覧 7ページ目

チャイコフスキー(1840-1893) | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

4240件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • アバド&ウィーンフィルの「悲愴」についてレビューし...

    投稿日:2023/03/18

    アバド&ウィーンフィルの「悲愴」についてレビューします。アバドにしては異例に熱い演奏で、限りなく「爆演」に近いのではないでしょうか。もちろんアバドのことですから音楽のフォルムは崩していませんが、第1楽章展開部冒頭の例のフォルティッシモの爆発的な音には驚かされますし、第4楽章でもアバドらしからぬ感傷性が一貫しています。この録音(ムジークフェライン大ホール、1973年10月)のウィーンフィルはとても硬い音色に聞こえます。この12年後から始まるベートーヴェン・ツィクルスの録音での同じオーケストラの音色の柔らかさとは対照的です。すぐに連想したのは、同時期にDGが録音したカルロス・クライバーのベートーヴェン交響曲第5・7番(1974-76年)です。この頃のDGには、新進の指揮者にウィーンフィルを強引にドライブさせた録音シリーズを作ろうというコンセプトでもあったのでしょうか? もっとも、楽団員は「これや! こういうのを待ってたんや、アバドはん!」とウィーン訛りのドイツ語で言いながら、嬉々として演奏していたのかもしれませんが。

    Bartokian さん

    0
  • スッキリした現代的な演奏のチャイコフスキー。キタエ...

    投稿日:2023/03/10

    スッキリした現代的な演奏のチャイコフスキー。キタエンコのチャイコフスキーはかなり以前に北欧のオーケストラの来日公演で第5番を聴いたことがあるが、こんな演奏だっけ?というくらい違う。録音技術の進歩と高い技術を持った演奏家の拡がりの恩恵を活かし、たくさんあるかつての名演とさり気なく差別化ができている。ただし、しっかり鳴らし切るところは鳴らしきっているし、細かいフレージングで表情をつけていて楽しめる。

    saitaman さん

    0
  • ライブの火花散るオイストラフとクレツキである。オー...

    投稿日:2023/03/04

    ライブの火花散るオイストラフとクレツキである。オーマンディ盤の緩さはない。普段恰幅良く見えるオイストラフでも、クレツキに煽られ、売られたけんかを買い、ラストの追い込みは凄い。嬉しくなりました。ライブはこうでないとね。

    おとちゃん さん

    0
  • 諏訪内のメンデルスゾーンのコンサート模様を動画で見...

    投稿日:2023/03/01

    諏訪内のメンデルスゾーンのコンサート模様を動画で見て驚きました。ところが残念なことにその演奏ではティンパニがうるさく、せっかくの音楽を台無しにしていたのでこのCDを購入しました。このCDの存在は再発売がされているので知っていましたがジャケット写真が諏訪内らしくないといいますか、はっきり言って気持ち悪いので買っていませんでした。ゴメンナサイ。聴いてみたところ、第3楽章の熱い演奏、特に最後は感動しました。テンポもボーイングも模範的な演奏でありながらこの内容、脱帽です。

    jin さん

    0
  • 今から60年ほど前、交響曲第4番のLPを有楽町のハンタ...

    投稿日:2023/02/19

    今から60年ほど前、交響曲第4番のLPを有楽町のハンターで3600円で購入した。残念ながらLPは手元にないが、ブルーレイ(proc-4016)は手元にある。また最近MONO LPを購入した。LP mono,Blu-ray Disc,CDの演奏は、表紙を見ているだけで「演奏が蘇る」 LPは高価であるがこのCDでも十分に楽しめられる。

    SegoviAHO さん

    0
  • サクサクと進むチャイコフスキーである。チャイコフス...

    投稿日:2023/02/19

    サクサクと進むチャイコフスキーである。チャイコフスキーにありがちな情緒纏綿さを期待すると肩透かしを食らう。一方、それに辟易している方にとっては小気味いいし、アクセントの強調などなかなか興味深いと思う。オケが若干乾いた感じの音がするのは、わたしの装置のせいかわからない。運動神経に優れたあっさりした感じのチャイコフスキーを好む方には朗報だと思います。

    おとちゃん さん

    0
  • リチャード・ボニング指揮、ナショナル・フィルハーモ...

    投稿日:2023/01/30

    リチャード・ボニング指揮、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団によるチャイコフスキー『白鳥の湖』の全曲盤です。 ボニングは知られざるバレエ音楽の紹介に熱を入れており、デッカにそれら貴重な音源を入れましたが、同時に定番の作品も録音し、高い評価を得ました。 この白鳥の湖もそんな一枚で、録音用に集められた凄腕のナショナル・フィルハーモニー管弦楽団を巧みに操り、パワフルで、カラフルで、チャーミングな演奏に仕上がっております。 スペインの踊り等は予想外に遅いのですが、これはバレエのテンポという事なのでしょう。 また普段演奏されない曲もいれた原典版とも言える選曲で、ボニングのこだわりが伺えます。 録音はデッカという事もあり、良いです。

    レインボー さん

    1
  • 素晴らしい演奏です。そして素晴らしい曲です。改めて...

    投稿日:2023/01/29

    素晴らしい演奏です。そして素晴らしい曲です。改めてチャイコフスキーのバレエ曲について言わせていただくと、fantasticなお伽話や民話がテーマであるだけに、ポップな印象が強く、初期に聞く入門曲のように思っている人がクラシックファンの中に多いと思うが、大変な誤解である。全曲を通して聞くよくわかるが、非常にシンフォニックであり且つメロディアスであり、高度な作曲技法が駆使されている。管楽器特にフルートやオーボエなど木管が絶妙で、管と弦の掛け合いはチャイコフスキーの真骨頂。チェレスタの使用も効果的。しかも終始軽く、わかりやすい。これほど聞き応え満載の管弦楽曲はそうそう無いと思う。組曲で止まっている人はぜひ全曲を通して魅力を再認識してほしいと思う。

    KENT さん |50代

    2
  • 演奏内容については定評があるものだけに特にコメント...

    投稿日:2023/01/25

    演奏内容については定評があるものだけに特にコメントの必要はなかろう。音年質改善ぶりを期待してSACDシングルレイヤーを購入したが、元の録音の古さ(強奏時にある混濁、歪感など)はいかんともし難いようで、1970年代初頭のEMI録音によくあるダメぶりを再認識しただけだった。この程度の音ならリマスターされたCDで十分である。

    ROYCE さん

    0
  • フリッチャイが再起第一作となるレコーディングにこの...

    投稿日:2023/01/14

    フリッチャイが再起第一作となるレコーディングにこの作品を選んだ理由が納得できる素晴らしい演奏。53年録音がベルリンフィルとのものだったので、フリッチャイとしては、気心の通じた手兵を相手に、得意曲でかつ病み上がりの当時の感情に寄り添うこの曲に対する自己の解釈を是非ともレコードに刻んでおきたかったのだろう。前録音と解釈の根本が変わっていないのは当然としても、明らかに気持ちの込め方が違う。弱音や時折浮かび上がるソロを丁寧に扱いながら、弦楽器にはただ音をなぞるのではない、音価いっぱいに緩みのない演奏を求めているのが手に取るように分かる。フォルテの部分では、「単に強く弾くのがフォルテではない、気持ちを込めろ」というフリッチャイのオーケストラに対する叱正が聞こえてくるような気さえする。 第1楽章では、弱音部のティンパニーに2か所ほど間違いがあり、終結部に編集ミスとも思われる音色、テンポのつながりの悪い部分が残ってしまったのが残念だが、これだけの演奏をなし遂げた後、フリッチャイにはもはや録音の細部をチェックする体力が残されていなかったのだろうと想像すると、歴史的意義が増す思いすらしてくる感動的な演奏といえよう(53年録音と比較すると、ティンパニーの間違いは、フリッチャイが通常と異なる楽譜を用いていたのではなく気持ちを込めた余りの奏者のミスと思われる)。

    ワーさん さん |70代

    0

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%