The Prodigy

The Prodigy (プロディジー) プロフィール

The Prodigy | プロフィール | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

遂に長い沈黙を経て大きな山が動き出す。全世界をダンスとロックの渦に巻き込んだ『Fat Of The Land』から7年。Prodigyのようやくのアルバムがもうすぐ到着する。

Liam Howlettを中心に結成されたProdigyは、ヒップホップをそのバックグラウンドとしながらもブレイクビーツを大胆に高速に使用したそのハードかつアグレッシヴなサウンドと暴力的なまでのKeithとMaximのボーカル・パフォーマンスによって全世界を席巻していく。

Liam Howlett製作のデモテープが<Xl Recordings>の耳にとまり、契約。そのデモに収録されていた曲 "What Evil Lurks"Prodigyとしてのデビューを果たす 。90年のこと。 "セカンド・サマー・オブ・ラヴ"の余韻が過ぎ去ろうとしていた92年に発表されたデビューアルバム『Experience』ではまだその爆発は小さなものだったが、ドラムンベースやジャングル、ビッグビート前夜の熱を帯びていたイギリス最大のムーヴメント、レイヴ・カルチャーの空気を見事に真空パックした94年の『Music For The Jilted Generation』でその地位をすでに不動のものとする。

97年に発売された『Fat Of The Land』でそのパワーをいよいよ全世界に見せつけることになる。“Firestarter”や“Smack My Bitch Up”など物議を醸した挑戦的な楽曲が並んだこのアルバムは、全米含む世界22カ国でチャート1位を記録した。より攻撃的で、より過激さを増したこのアルバムは、90年代ベストアルバムのひとつに数えられることもあるほど、驚異的な売り上げをほこった。特に、テクノやロック、ブレイクビーツといった枠組みを越えて、それを壊して広く認知させた功績は大きい。Chemical Brothersらとともに「デジタル・ロック」なるジャンルを日本にて確立したのも彼らである。
あまりに攻撃的なスタイルのため、世間や他アーティストと騒動になることもあった。特に過激だった"Smack My Bitch Up"の歌詞とプロモ−ション・ビデオをめぐりBeastie Boysから苦言をさされたこともあった。しかし、その頃にはもはや誰もProdigyを止めることは出来なくなっていた。

日本にもフジロックフェスティバル'97に出演するため来日するが、悪天候のため中止に。しかし翌年1月に再来日、さらにフジロックフェスティバル'98ではトリも務めた。しかしそんな最中、旧ソ連「赤の広場」などでの精力的なライヴ活動のあとProdigyは活動を休止してしまう。

その後Liam Howlettはブレイクビーツを駆使したMix Cd『Dirtchamber Sessions Volume One』を発表し、2000年にはMaximがヒップホップ色強いソロ・アルバム『Hells Kitchen』を発表。また、Keithもギター、ドラム、ベースと組んだロック・バンド(その名もFlint)を結成するなど、そのバックグラウンドがいかに広いものであるかを示すようにそれぞれの活動が続いた。そんななか2000年4月にダンサーのLeeroy Thornhillが脱退(彼はFlightcrankというソロプロジェクトで活動中)。長きにわたる沈黙のなか、解散説も流れた。

2001年の夏、突如として彼らはヨーロッパのフェスティヴァルに参戦しはじめ、長らく音沙汰のなかった音源への期待も高まるなか、2002年夏にはシングル「Baby's Got A Temper」を発表。これまでの「プロディジー・サウンド」のよい部分をそのままに、さらなる進化を遂げたこの曲は多くのファンの期待に応えるものであった。が、その後アルバム発表の予定が幾度も囁かれるがその度に白紙になっていた。

そして『Fat Of The Land』の衝撃から7年、2004年の夏にいよいよ新作がリリースされる。ようやくすべての曲の詰めを終えた音の司令官Liamはこの久しぶりのアルバムをこう表現している。「このアルバムはダークで、すごくエレクトロニックで、セクシーで破壊的、そして新しく響くと思っている」と。アルバムには11-12曲が収録される予定で、その中にはハリウッドスター ジュリエットルイスがボーカルをとっている曲、人気早口ラッパーTwistaが参加した曲、そしてOasisとのコラボレーション曲もあるという。また、これまでにないほどサンプリングを多用しているという話も出ている。 Chemical BrothersUnderworldと並ぶテクノ/ロックのモンスターバンド、それどころかイギリスでは、OasisSpice Girlsと並ぶセールスをほこる彼らの最新型サウンドが今のシーンにどう受け入れられどう影響していくのか。今から楽しみでならない。

そして。ファンならずとも嬉しいお知らせも。
どれも傑作でありながら長い間廃盤扱いとなっていたProdigyの国内盤旧譜3枚(1st『Experience : Expanded』、2nd『Music For The Jilted Generation』、3rd『Fat Of The Land』)が、6年ぶりの新作にあわせてめでたく再発売となります!しかもどれも安価。2ndと3rdには今回用にボーナス・トラックも収録されています。
さらに、6年ぶりの新作『Always Outnumbered, Never Outgunned』と、旧譜のいずれかを購入し封入のチラシで応募すると抽選にてTシャツが当たるという施策が開催予定。
この機会に是非彼らの歴史に今一度触れてみてはいかがだろうか。

%%message%%