Ｊ・ベック、Ｊ・メイオール、ザッパ、Ｊ・スターシップ、さらにはジャーニー、ホワイトスネイクと数々のバンドを渡り歩いた鉄人ドラマーの約４０年ぶりのソロアルバム。これまでの長いキャリアのなかのナンバーをカバーして、相変わらずのメリハリのきいた、かつパワフルなドラミングを聴かせてくれる。渡り鳥ドラマーというと、すぐ、コージー・パウエルを思い浮かべるけど、アクションという点ではともかく、技ではこちらが上！

ブルースブレイカーズからジェフ・ベック、ザッパ、デビット・ボウイ、ジャーニー、Ｊ・スターシップ、さらにはホワイトスネイク、ＵＦＯと渡り歩いた鉄人ドラマーの７０年に発表したソロアルバム。ブラスセクションを大胆に使ったブルースアルバムだが、その後のザッパ時代の複雑かつ乗りの良いダンバー独特のドラミングがたっぷりと堪能できる。