基本マンガですぐに読めます。誰もやらなかった普通の人の願いの記録。人間の本性が垣間見られて楽しい一冊でした。

バカバカしく笑える一冊。失われゆくもののレクイエム、みうらじゅんの著作のテーマにはそんな感じが通底されているような気がします。

誰もやらなかったジャンルを開拓した画期的な一冊。この本が出版されたのもずいぶん前なので今はもうないんだろうなーと思うと切なくなる。。。

有名な連載なのでご存じの方も多いでしょうが、男性なら爆笑必至です。今のように刺激的な画像や動画に接することができなかった昭和の若者が、エロを楽しむため、いかに涙ぐましい努力をしたのか―。数々の面白エピソードに既視感があり、読んでるうちに懐かしささえこみ上げてきます。

著者と糸井重里との関係性にまず驚きました。みうらじゅんという人は感性が特殊で何をしても何を書いても面白いというのが伝わってきました。

ほぼ日サイトで連載されていたものが本に！サイトでみていても笑けましたが、本でまとまって読むとまた面白いです。ほんと面白い人ですね、みうらさんは。

世の中には奇妙な事を真剣に競う人達がいるものです｡そして､その背後には必ず､みうらじゅん氏が暗躍しています｡…ｼｬﾝﾊﾟﾝ飲むのにｷﾞｬｰｷﾞｬｰ騒ぐﾎｽﾄｸﾗﾌﾞは､やはり異常だと思う｡

腹を抱えるほどの大爆笑を期待していたのだが、正直、ここで絶賛されてるほどではない。パッケージにも書かれてる通り、「ムダに進化を遂げ」すぎたのかも。イッキコールそのものではなく、「全コー連」みうら氏の解説（？）だけに期待して見るべし。

最高の一言。みないと損する。 ストイックにまじめに生きている人はさておき、逸般人（世間を逸脱した一般人）は必ずみるべき！！

みうらじゅんｻﾝって､天才なんでしょうか｡親しいお友達には遠慮しちゃうけど､知り合いの知り合いぐらいの距離でおつきあいしたら､人生が豊かになりそうな方ですね｡