最高のジャケットから流れ出す、最高のスターダストサウンド。過去作のような飛び抜けた曲はないが、アルバム全体としての纏まりが最高の一枚。

稀代のメロディメイカーであるパディ・マクアルーン。1stアルバムから全て聴いているが、やはりこの2ndアルバムが最高傑作だろう。パディ・マクアルーンの心地よいボーカルとウェンディ・スミスのシルキー・ボイスが相まって、最高のハーモニーを奏でる。捨て曲なし。小雨降る土曜午後のひと時に、ぜひ聴いてもらいたい。

さらりと包み込んでくれるような優しさとほんのちょっぴりの切なさ。甘くほのかな遠い追憶のようなｱﾙﾊﾞﾑ。�A�B�C�Dが圧倒的にいい。曲途中の転調が洒落てる�Gもいい。

待ちに待ったアルバムです！実質一人で作ったアルバムのようですが、彼の才能はまったく枯れませんね。ボーカルも初期の頃とほとんど変わらないように聴こえます。前作はアルバムデザインから若干土臭い曲もあったけれど、このアルバムはドリーミーで優しく美しい曲ばかり。またまたパディの世界に魅せられました。

病気の中これだけの物を仕上げたのは偉い。声が若々しいのが印象的。Voも17年前にいれといたのだろうか。これで世界が変わるとは思えないが、これまで世界を変えた、良くしたアーティスト等私の知る限りいないので音楽がよければそれでいいです。歌詞は屈託のないラヴソングの様で深読みも出来る感じでさすが。Paddyの病気が治ることを祈りつつ他のアルバム共々併聴してます。

これはこれでよかったのですが、新作LCTWWMが発売され、そのたびに「8年ぶりの」と紹介されるのに肝心のこの作品が手に入らないという訳のわからないことになっています。再発されないのでしょうか?

素晴らしい料理をﾎｰﾑｾﾝﾀｰで売ってる安い食器で出された感じ？それに甘くﾄﾞﾘｰﾐｨなだけではなく、初期二作品の頃にあったﾈｲｷｯﾄﾞな痛々しさも期待していたのだが...如何せん待望感が大き過ぎた分、諸手を挙げて快哉を叫ぶ訳には...というのが大方の人達の本音ではなかろうか。世のﾌﾟﾘﾌｧﾌﾞ依存症患者の禁断症状を完全に解くには至らずといったところか。でもやはりﾒﾛﾃﾞｨは素晴らしい

大人になり切る直前の、ほんの少し甘く、せつなく、儚い想い出。色褪せそうなそんな日々を、青臭く、かつ何故か老成もしているPaddy McAloonが歌い上げ、Wendy Smithが時に優しく、時に可憐に彩る。まだ若かった彼らが描いた珠玉の１１曲をThomas Dolbyのプロフェッショナルな技がそっとコーティングしている。リマスターにより繊細な煌き感が手に取るようにわかるようになった。もう、一生手放すことはできない。

待望のアルバム！早速聞いたけどヨルダンの頃のパディの歌声が帰ってきただけで感激！曲も当然全曲捨て曲なし！欲を言えばトーマス・ドルビーのプロデュースで聴きたかったかな。サウンドメイキングに少しだけ不満が残るけど最高の音楽に変わりはないです！

　また魔法にかけられてしまいました．．．。 時代遅れという人もいるかもしれませんが、このメロディーが健在で あれば文句はありません。 Earth：The Story So Far 涙で歌詞カードが滲んじゃうよ。パディ。