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Furtwangler, Wilhelm (1886-1954)

CD Symphony No.1 : Haimor / Reutlingen Wurttemberg Philharmonic (2CD)

Symphony No.1 : Haimor / Reutlingen Wurttemberg Philharmonic (2CD)

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  • ★★☆☆☆ 

    yama3  |  鳥取県  |  不明  |  01/November/2021

    フルトヴェングラーという名前から予想していた純ゲルマン風の曲ではなく、ヨーロッパ各地域のいろいろな要素が混ざり合ったような無国籍音楽でした。曲の冒頭は、若い作曲家が新規性をねらったようなあざとい感じでフルトヴェングラーという指揮界の重鎮にはまったくふさわしくないと思いました。

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  • ★★★★★ 

    TIKHON  |  奈良県  |  不明  |  30/October/2021

    フルトヴェングラーの交響曲、どれも全体に「暗め」「重厚」「長い」が特徴です。3作何度か聴くと「これはフルトヴェングラーの曲!」とわかる個性があります。しかしこんな特徴のため演奏録音が弱いと聴き通す気が失せます。30年前ヴァルター盤の3作聴き込んでいましたが、1番3番は弱すぎて聴き通すのが苦痛でした。そんな1番に演奏・表現力・録音どれも抜群な決定盤に出会えました。指揮者のHaimorはこの曲を研究しつくしたようで息づかいが見事、ロイトリンゲン・フィルも質の高い演奏で実に良く反応しています。「ヴァルター盤のあの曲がここまで輝くのか!」と心から驚きました。2番は既にバレンボイムの良い録音がありますが、この指揮者・楽団で3曲全て聴いてみたいものです。

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  • ★★★★★ 

    カニさん  |  兵庫県  |  不明  |  11/July/2021

    素晴らしい。この作品は、非常に明るい。この「フルトベングラー:交響曲第1番」が、さかんに取り上げられないのが不思議な気がする。一言でいうと「健全なマーラーの交響曲」だ。紹介分だと、ブルクナー交響曲の延長線上というが、第四楽章(フィナーレ)以外にそんな感じはしない。マーラーの交響曲にある「厭世観」と「耽美主義」が無くて、健全な世界観を交響曲で、表現しようとしている。特に、第2楽章は、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」の世界を連想させる。そして、第四楽章は、ブルクナー交響曲の「神秘主義(フルトベングラーの言)」を取り除く人間の真っ直ぐな神の世界への行進曲という感じです。そういう素直なわかりやすいところが、大変気にいった。ひょっとしたら、この明るさが内容の薄さと思われて、余り演奏されないのかもしれない。まだ、ナチス政権時代の暗さ圧迫感も感じない。そういう意味で、面白いし、是非とも、聞くべきだ。おすすめです。

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