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Holst, Gustav (1874-1934)

Blu-ray Audio The Planets : Karajan / Vienna Philharmonic

The Planets : Karajan / Vienna Philharmonic

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Showing 16 - 30 of 33 items

  • ★★☆☆☆ 

    とおりすがりのトトロ  |  和歌山県  |  不明  |  09/November/2009

    録音の良さは確かに約50年前のものとは思えません。  肝心の演奏の方ですが、まず火星のテナーテューバのソロでひっくり返りました。ウィーン・フィルですので、おそらくワグナーテューバだと思うのですが、中学生の初心者が吹いているのごとく音色やバランスを無視した傍若無人な音が…。 通常イギリスの曲ということでユーフォニアムが使用されるので音色が馴染めないのは仕方ないが、それにしても酷い。  弦・管・打それぞれののテンポ取りが違うため各パートのパッセージがズレる。当然アインザッツも合わない。これが木星になるともっと顕著に、カラヤンは明らかにアゴーギクさせていないにもかかわらず、勝手にテンポを揺らすセクションが目立つ。  ホルンのトゥッティで始まる3拍子のパッセージではあり得ないテンポで突入、そこからアチェル(と言うより走ってる)するので殆どのパートが脱落、とてもウィーン・フィルとは思えない惨状に。  オーボエのソロに至っては吹けていないし…。  テンポの不揃いは木星でもより破綻を極め、細かいパッセージも演奏しきれていない。16分音符の扱いがぞんざいで、装飾音符のように聞こえる。  最も聞かせどころの中間部スコットランド民謡風の旋律部分は、fffで入ってしまい、クレッシェンド出来ず、逆にfで終演という事態に。  また、最後まで前述のワグナーテューバ?が暴れまくり、ことごとくアンサンブルをブチ壊してゆきます。  タンバリンは遅れっぱなし。ラストのトレモロは全く聞こえない…というよりオチた? ティンパニは終始ディナーミク無視の運動会的な演奏に終始。ピッチも微妙に合ってない。  50年前の演奏という事を差し引いても、とてもプロのオケとは思えない演奏に久々に出会ってしまいました。せめてアインザッツくらいは合わそうよ。  楽器の機能が追い付いていかないのか、演奏者のスキルなのか…、ウィーン・フィルですので前者と思いたいのですが、おそらくこの手のイギリス物の音楽は、きっと嫌いなんだと自分を納得させています。  私の持っている28枚の惑星のレコード、CDの中でも最低ランク。 残念ながら私との相性が悪かったようです。  録音の良さに敬意を表して+★1つ。

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  • ★★★★★ 

    批評家  |  ロンドン  |  不明  |  10/February/2009

    時代は1961年。当然のことながらCDもなければ、デジタル録音も無い。しかし、音の美しさ。なんと美しいのだろう。この録音は、カラヤン伝説の中でも代表すべき奇蹟の一つ。どのように録音したのか?本当に信じられないほどの圧倒的な音質の美しさ。もちろん、演奏も美しい。音楽美の連続。デジタル時代、80年代のベルリンフィルとの惑星は蛇足でしかない。このことは、この録音を耳にすれば誰もが納得するだろう。この録音を聴いて、初めてカラヤンの凄さ、そして偉大さを知った。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  28/July/2008

    エードリアン・ボールドの数ある盤もこのカラヤンのVPOと昔収録した盤はDECCAだけに音色の迫力と清澄さを再現したある意味で技術陣の結晶でもあったと思われます。J-POPでも引用された例の「木星」を私は多分このカラヤン盤で初めて接したわけでとっつき易いあの中間部の旋律を歩きながら何度ハミングしたことでしょう。磨きを徹底的に追求した美しさは他の惑星へのアプローチも同様、カラヤンの1970年代後半から80年代のワンパターン的厚化粧性向の収録盤では見られない一種の「覇気」さえ感じさせるもので、とにかく「最高」盤です。

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  • ★★★★★ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  24/August/2007

    とりわけカラヤン嫌いの方に聴いてもらいたい一枚です。BPOとの新盤、あれは僕も好きになれません。カラヤンは上手に歳を取れなかった帝王で、晩年は形骸化したようなディスクが目立ちましたが、1960年代の録音に関して言えば、カラヤンバッシングはスーパースターへの単なるヒガミに過ぎないように思えます。

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  • ★★★★★ 

    オタヌキ  |  愛知県  |  不明  |  17/November/2006

    ホルストは普段聴きませんが、これは永遠に聴き継がれるべき名演だと思います。ボールトにも彼の良さがあると思いますが、カラヤンの音の作り方は、もう魔法ですね。60’は名演が目白押しと言った時期ですが、この頃のカラヤンは帝王間違いなしでしょう。

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  • ★★★★★ 

    rai  |  Aomori  |  不明  |  08/November/2006

    カラヤンのCDを初めて買ったベルリン・フィル盤では、縦のラインが不揃いで、カラヤンという指揮者の実力を疑ったものだが、このウィーン・フィル盤では反対にカラヤンの実力を思い知らされる形となった。 ベルリン・フィル盤を聴いて失望した人も、感動した人も、是非この盤を聴いてみて頂きたい。

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  • ★★★★★ 

    yass  |  大分県  |  不明  |  26/August/2006

    数多あるカラヤンの録音、そして数多ある「惑星」の録音のなかでも、未だにトップの名盤だと思う。特に「火星」は戦争の不安・恐怖をこれほどにズバリ表現したものはないほど壮絶極まりない。「金星」「海王星」といった曲も比類ない美しさだ。この演奏の素晴らしさに息を呑むと同時に、今の演奏家連中は何をやってるんだ!と思うのもまた事実である。

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  • ★★★★★ 

    江戸前寿司  |  TOKIO  |  不明  |  10/August/2006

    まだ無名だったこの曲を、現在でもスタンダードとして聴くことができる演奏に昇華させているカラヤンのスコアの読みの深さと、熱演するウィーン・フィルには感激的。「火星」ではウィーン・フィル独自の三連符の刻みも堪能でき、再現部での爆発は今も他に例がないほど。DECCAのアナログオリジナルには遠く及ばない音質がイマイチだがマスターの劣化を考慮するとそれは仕方のないことか。特に後半の充実した演奏が光る。どこにも手抜きがない名演奏。いい仕事してます。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  06/August/2006

    ホルストの「惑星」の魅力を世界に広めた歴史的ともいえる名演奏の記録。今聞いても、ウィーンフィルの美しさが万全に生かされた素晴らしい演奏で、今でもこの曲の演奏の最高の演奏の1つに挙げられる魅力あるものでお薦めである。

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  • ★★★★★ 

    まこと  |  大阪府  |  不明  |  03/May/2006

    カラヤンの指揮はBPOとの新盤の方がより精緻になっているが、こちらは何というか勢いがあって演奏全体では甲乙付け難い。60年代のVPOは独特の味わいがあるが技術的には現在よりも劣るという風に観念的に思い込んでいたが、技術的には現在と較べても遜色ない。それでいて、とくに金星などにおける美しい音色は現在のVPOには望むべくも無く、ため息が出てしまう。昔はよかった!?

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  • ★★★★★ 

    からやん  |  神奈川県  |  不明  |  13/January/2006

    冷静に考えるとかなりVPOがやけくそになって演奏している感じがするほど、試行錯誤な迷演だと思う。しかし、しかし、「木星」の中間部はカラヤン&VPOにしかできない芸当が存分に発揮されている。この部分に関してはこれ以上の演奏は二度と出てこないというほど、言葉で言い表すことの出来ない位感動の波が押し寄せてくる名演だと思います。「木星」の中間部だけ聴くために、このCDを買っても十分にお釣りが来る位のCD。録音も古さを感じさせません。

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  • ★★★★★ 

    guinness  |  yokohama  |  不明  |  07/December/2005

    このHPでカラヤンのベストセラー1位に未だに君臨する名盤なんだな。録音、演奏、時期、そういった要素が全てマッチしたからだと思われる。新版もいいが、つい手が伸びるのは旧盤である。

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  • ★★★☆☆ 

    花岡ジッタ  |  東京  |  不明  |  20/November/2005

    この録音が存在しなければ、この曲はいまだに単なる珍曲のままだったかもしれない。その点については賛辞を贈りたい。まだこの曲の最大公約数的な解釈が確立していなかった頃の録音といって良いだろうし、今聴くとかなり奇異に感じる箇所もある。そこがまた面白いのだが。少なくともあの退屈なBPO盤を聴くよりはるかにマシだろう。

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  • ★★★★★ 

    Engage 1  |  千葉  |  不明  |  07/July/2005

    初めて惑星を買われる方は、44年前の録音というと躊躇されるかもしれません。またここ10年くらいに録音されたものを聴かれている方は、これをhi-fiとは言わないでしょう。惑星も今や多士済済です。しかし、演奏史的にも、hi-fi録音史的にもこれがひとつのルーツです。カラヤンとVPOそしてDECCAのカルショウ、自らの夢の追求に惜しみなく、やる気の塊のような人々の結集の結果がこれなのです。往年のDECCAサウンドは私には夢のサウンドです。Second以降のChoiceとして是非。相対的に素晴らしさが伝わると思います。

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  • ★★★★★ 

    彗星  |  横浜  |  不明  |  06/March/2005

    60年代にカラヤンのウィーンフィル録音が颯爽とモノクロデザインのジャケットで発売され、初めて「惑星」を聴いた、あの身震いするような感動が懐かしい。こんな曲がクラシックにあるなんて、もうそれまでのクラシック感を見事にまで打ち砕かれてしまった。・・・・未だかつてこの演奏を凌駕するものがない。メータ、ショルティ、ボールト、デイビス、マリナー、すべて一長一短。

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