シェイクスピア


シェイクスピア没後400年

2016年はシェイクスピアの没後400年にあたるシェイクスピア・イヤーということで、「The Globe Collection」と題した演劇映像21枚組ボックスが登場するなど、イギリスでは大きな盛り上がりを見せています。
 役者で詩人でもあった劇作家ウィリアム・シェイクスピアは、、人間のあらゆる感情を生き生きと表現することに長けており、存命中からその人気は非常に高く、没後は数多くの戯曲や詩作によって世界中で知られる存在となっていきました。
 シェイクスピアの作品は各国で出版され、演劇だけでなく、オペラや歌曲の題材としても用いられたほか、作品にインスパイアされた管弦楽曲やバレエなど音楽だけで大小含めて2万点以上、絵画、映画、関連書籍なども膨大な数にのぼるなど、影響範囲の大きさ・強さは世界文学の中でも最大級と目されています。

【シェイクスピア年表】

1564 イングランド王国、ストラトフォード・アポン・エイヴォンに、父ジョン・シェイクスピア[1531-1601]と母メアリー・アーデン[1537-1608]の子として誕生。生地のホーリー・トリニテイ教会で洗礼を受け、教区記録簿に Gulielmus, filius Johannes Shakspeareの名で登記。

1582 18歳でアン・ハサウエイ[1555-1623]と結婚。この時アンは26歳で妊娠3ヶ月。

1583 長女スザンナ[1583-1649]誕生。

1585 双生児の長男ハムネット[1585-1596]と次女ジュディス[1585-1662]誕生。

1590 『ヘンリー六世』第二部・第三部。

1591 『ヘンリー六世』第一部。

1592 『リチャード三世』、『まちがいの喜劇』。この頃までにシェイクスピアはエリザベス朝演劇の盛んだったロンドンに移り住み、俳優として活動する一方、劇作家としても人気を集めていたと考えられています。

1593 『タイタス・アンドロニカス』、『 じゃじゃ馬ならし』、詩篇『ヴィーナスとアドニス』。

1594 『ヴェローナのニ紳士』、『恋の骨折り損』、詩篇『ルクリースの陵辱』。宮内大臣一座の共同所有者に。

1595 『ロミオとジュリエット』、『リチャード二世』、『夏の夜の夢』。

1596 『ジョン王』、『ヴェニスの商人』。

1597 『ヘンリー四世』第一部、第二部。生地ストラトフォードに大邸宅を購入。

1598 『から騒ぎ』、『ヘンリー五世』。

1599 『ジュリアス・シーザー』、『お気に召すまま』、『十二夜』。グローブ座が完成、シェイクスピアも株主の一人に。

1600 『ハムレット』、『ウインザーの陽気な女房たち』。

1601 『トロイラスとクレシダ』。

1602 『終わりよければすべてよし』。

1603 エリザベス女王崩御。戴冠したジェイムズ一世が宮内大臣一座のパトロンとなったため、名称を国王一座(King’s men)と変更。

1604 『尺には尺を』、『オセロー』。

1605 『リア王』、『マクベス』。

1606  『アントニーとクレオパトラ』。宮廷で上演。

1607 『コリオレイナス』、『アテネのタイモン』。

1608 『ペリクリーズ』。

1609 『シンベリン』、『ソネット詩集』。

1610 『冬物語』。

1611 『テンペスト』。

1613 『ヘンリー八世』。『ヘンリー八世』上演中にグローブ座火災。

1614 グローブ座再建。

1616 シェイクスピア逝去、53歳。

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