特集:Wax Poetics Japan No.19

2011年12月28日 (水)

waxpoetics


Wax Poeticsはニューヨークにて企画・編集され、世界中で最も信頼される音楽誌(隔月発刊)。世界の名だたるアーティストや、日本で活躍している有名アーティストから絶賛されている本国版Wax Poeticsだが、昨年10月にようやくその日本版が発刊された。取り上げられる音楽はソウル、ジャズ、ファンク、ヒップホップ、レゲエ、ラテンなどのブラック・ミュージックを軸に展開され、本物思考のミュージック・ファンから絶大な信頼を得ている。昨今の多くの情報メディア(雑誌、WEB 、フリーペーパーなど)とは違い、何度も読み返さずにはいられない記録補完的な紙媒体であり、ゴミとして捨てられることのない、愛され続けるマガジンである。

Wax Poetics Japan オフィシャルサイト


  waxpoetics JAPAN No.19

No.19 これまで、有名無名に関わらず本物のブラック・ミュージックを“追求”し続け、世界中の真の音楽好きから最も信頼される音楽誌の日本版第19号。

仕様:B5変型 無線綴じ 定価:¥1,143(税抜)/¥1,200(税込)
表紙:Derrick May 裏表紙:Theo Parrish

内容: 今年最後となる19号はDance Issue!
デトロイト・テクノのオリジネーターであり、世界中に多くのファンを抱えるデリック・メイや、デトロイトから作品をリリースし、いまやテクノの枠を越え、新しいブラックミュージックを作り 続けるセオ・パリッシュの長編インタビューなどを掲載。エクステンディッド・リミックス(リミックスのロング・バージョン)というアートを創った張本人トム・モールトン、ゴッドファーザー・オブ・ハウスの異名をもつロン・ハーディー、デトロイトの偉才ユニットU.R.などの記事も含んだ永久保存版!!!!

Derrick May / Theo Parrish / Tom Moulton / Ron Hardy / Electronic Enigm /
Underground Resistance / On-U Sound / Abdullah Qadim Haqq / Julien Dyne / Tokyo Black Starなど


  Wax Poetics Japan No.19 Index

Derrick May
テクノ・シーンに燦然と輝く存在であり、同シーンのキーマンの1人とされるデリック・メイ。盟友のホアン・アトキンスやケヴィン・サンダーソンらと共にデトロイト・テクノの創始者の1人として歴史上に名を残しているが、現在の彼の心境は過去に想像していたものとは違うらしい。デリック・メイの今の考えを探った、テクノを愛するリスナー以外の心にも深く突き刺さるロング・インタビュー。
Theo Parrish
今でこそ、デトロイトで最も高い人気を有するアーティストの1人になったが、出身はシカゴだ。学生時代をカンザスシティで過ごし、成人してからデトロイトに移り住んだ。どこにいても自分を“アウトサイダー”だと感じていた彼にとって、ダンス・ミュージックだけが自分の居場所だった――。セオ・パリッシュの奔放でハイブリッドな音楽を育んだバックグラウンドを振り返る、貴重なインタビュー。
Electronic Enigma
「この音楽は完全な失敗作だ。デトロイトという街そのもののように。まるでエレベーターに閉じ込められたジョージ・クリントンとクラフトワークが、暇潰しのためにシーケンサーをイジり続けて、その結果生まれたような音楽だ」――デリック・メイ、ホアン・アトキンス、ケヴィン・サンダーソンの歩みを辿りながら、その4半世紀に及ぶ歴史を今、改めて考える――デトロイト・テクノの神話と寓説。
Tom Moulton
「もし“トム・モールトン”という名前がクレジットされていたら、それは特別なレコードだと思っていい。考え抜かれたミックスが施された、どれも素晴らしいサウンドのレコードであると、自信を持って言える」――“12インチ・シングル”や“ディスコ・ブレイク”という概念を発明した、音楽業界の巨人トム・モールトン。マンハッタンにある彼の自宅で行った、貴重な対面インタビューの全記録。
Ron Hardy
フランキー・ナックルズは、70〜80年代にかけてシーンの基盤を築き、“ハウス”というネーミングのきっかけを作った張本人だが、本当の意味でシカゴ・ハウスを構築・発展させたのは、ロン・ハーディーである。1983年から87年の間、Music Boxという伝説のクラブでロン・ハーディーは、独特の選曲と特有のプレイ・スタイルによって革新的な空間を演出し、ハウス・シーンの成長を促進させたのだ。
Underground Resistance
デトロイトの地下革命組織アンダーグラウンド・レジスタンス(UR)は、20年に及ぶキャリアの中で、ソウルフルで壮大なエレクトロニック・ダンス・ミュージックを発信し続けてきた。彼らの力強い音楽には、社会の変革を呼びかけるメッセージが込められている。スポットライトを浴びることを避け、めったに取材を受けないURの首謀者マッド・マイク・バンクスが存分に語る、本誌独占インタビュー。
Abdul Qadim Haqq
On-U Sound

45 a.k.a. SWING-O
Michael Jackson

Julien Dyne
Tokyo Black Star

DJ Food
Yusuke Hirado

AO INOUE
Tamala

Hennessy artistry
Red Bull Music Academy


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Wax Poetics Anthology: Vol2


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