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2013年2月21日 (木)

ベートーヴェン弦楽四重奏曲3・5・16番
ハーゲン四重奏団


弦楽四重奏団のトップ・グループとして人気のあるハーゲン四重奏団によるベートーヴェン・アルバムの登場。曲目は第3番と第5番、そして第16番というもので、2012年の秋にレコーディングされています。

【3・15・16】
ハーゲン四重奏団はベートーヴェンを得意としており、実演では全曲サイクルも含めてよく演奏しているほか、ドイツ・グラモフォンに第1・4・7・11・12・13・14・15・16番を録音しており、ミリオス・レーベルでも第8番をリリース済みですが、今回は第3・5・16番という曲目なので、第16番以外は初録音となります(第16番には映像もありました)。
 第3番はベートーヴェンが最初に書いた古典的な弦楽四重奏曲で、第5番はモーツァルトの影響を受けたと思われる作品、そして第16番はベートーヴェン最後の弦楽四重奏曲です。
 この第16番はベートーヴェン最後のまとまった作品で、規模こそ標準的なものになっていますが、内容は大胆で深遠、特に第3楽章レント・アッサイは、マーラーが交響曲第3番終楽章のモデルにしたことでも知られる美しい音楽ですし、第4楽章の出だしはフランクのニ短調交響曲の冒頭に使われ、全曲を貫く循環主題となっていたことでも有名。第1楽章の個性的な出だしについても、フランスの名監督ゴダールが『彼女について私が知っている二、三の事柄』でおもしろい使い方をしていました。

【ハーゲン四重奏団】
長年に渡り室内楽の世界の中枢で注目を集めてきたオーストリアの弦楽四重奏団、ハーゲン四重奏団は、ドイツ・グラモフォンで45枚に及ぶアルバムを制作しています。
 しかし、2011年、結成30周年を記念して、彼らが新たにパートナーに選んだのは個性派エンジニアでもあるシュテファン・カーエンが設立したドイツの小さなレーベル、ミリオス(MYRIOS)でした。
 膨大な演奏経験を積み重ね、練り上げられた合奏がもたらす繊細かつ大胆な音楽表現が持ち味でもあるハーゲン四重奏団の魅力をフルに味わうには、優秀な録音技術が欠かせませんが、ミリオス・レーベルならばそれが可能と考えた結果としての、リリースのスタートなのかもしれません。
 第1弾のベートーヴェン/モーツァルト/ヴェーベルン、第2弾のグリーグ/ブラームスで素晴らしい成果を納めていたハーゲン四重奏団だけに、今回の得意レパートリー集にも期待が高まるところです。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
・弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
・弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3
・弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

 ハーゲン四重奏団
  ルーカス・ハーゲン(第1ヴァイオリン)
  ライナー・シュミット(第2ヴァイオリン)
  ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)
  クレメンス・ハーゲン(チェロ)

 録音時期:2012年10、11月
 録音場所:ベルリン、ジーメンス・ヴィラ、ほか
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND  
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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弦楽四重奏曲第3・5・16番 ハーゲン四重奏団(2012)

SACD 輸入盤

弦楽四重奏曲第3・5・16番 ハーゲン四重奏団(2012)

ベートーヴェン(1770-1827)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥3,179
会員価格(税込) : ¥2,767
まとめ買い価格(税込) : ¥2,385

発売日:2013年03月27日
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