ゴットフリート・シュナイダーの無伴奏

2013年3月17日 (日)

バッハ：無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲（２ＣＤ）
ゴットフリート・シュナイダー

オーストリア、バートガシュタインの音楽家の家庭に生まれ、11歳でオーケストラと共演、オットー・ビュヒナー、マックス・ロスタル、イヴァン・ガラミアンに師事し、カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクールやベオグラード国際青年音楽コンクールなどの数々の国際コンクールを制覇、ルドルフ・ゼルキンに招待されてマールボロ音楽祭に出演したり、サヴァリッシュと共演するなど各国で演奏活動を展開します。
　ソロや室内楽のほか、教育活動にも熱心で、デュッセルドルフ国立音楽大学マスターコース主任を経て、1991年よりミュンヘン国立音楽大学ヴァイオリン科主任として活躍、ヴァイオリン及び室内楽を指導しています。
　また、シュナイダーは現代作曲家の作品や、忘れられた作品にも積極的に取り組み、コンサートやレコーディングで紹介してきましたが、今回はメジャーな大傑作の録音ということで、長いキャリアを持つシュナイダーの音楽がどのような形で示されるか興味の尽きないところです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
J.S.バッハ：無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲

Disc1
・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
Disc2
・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
・パルティータ第2番ト短調 BWV.1004
・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006

　ゴットフリート・シュナイダー（ヴァイオリン）

　録音時期：2011年8月
　録音場所：ミュンヘン音楽演劇学校大ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）