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メリカントの交響曲第2番、世界初録音

2013年5月11日 (土)

初録音! メリカントの交響曲第2番

メリカントは、1920年代フィンランドのモダニズムを代表する作曲家のひとり。モダニズムへの無理解に苦しめられた挫折の時期を経て、民俗音楽的要素と色彩をモダニズムと巧みに結びつけた独自の作風を開拓していきました。1951年にはシベリウス・アカデミー作曲家の教授に就任。コッコネン、サッリネン、パーヴォ・ヘイニネンといった20世紀のフィンランド音楽を代表する作曲家を育てています。
 アーレ・メリカントは、3つの作品を「交響曲」として発表しました。2010年に録音された第1番と第3番(ABCD336)につづき、第2番を収めたディスクがリリースされます。演奏は、同じペトリ・サカリ指揮のトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団です。交響曲第2番は、1918年、メリカントの後期ロマンティシズム期に作曲されました。第一次世界大戦(1914〜1918)の時代と重なり、「戦争の交響曲」の副題でも知られます。作曲家のヨウニ・カイパイネンは、メリカントのオーケストレーションとテクスチュアが第1番よりも自信を深めていることを指摘し、音楽学者のキンモ・コルホネンは、トロンボーンのグリッサンドが繰り返される第2楽章の音楽を印象的な楽章に挙げています。交響曲第2番は、これが初録音です。
 『エコー』は、1922年、メリカントのモダニズム期初期の作品です。シベリウスの『フィンランディア讃歌』で名が知られるV.A.コスケンニエミの詩がソプラノ独唱で歌われ、「独唱の移りゆく気分に寄り添いながら、超自然的かつ具象的な風景を確かな感性で彩色する」(カイパイネン)オーケストラが共演します。ソプラノ独唱は、アヌ・コムシ。ダイナミックなコロラトゥーラと知的な解釈の歌により国際的な評価が高まってきています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
メリカント:
・交響曲第2番イ長調 Op.19『戦争の交響曲』 (1918)
・ソプラノと管弦楽のための『エコー』 (1922)

 アヌ・コムシ(ソプラノ)
 トゥルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ペトリ・サカリ(指揮)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.1 SURROUND
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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交響曲第2番『戦争の交響曲』、『エコー』 サカリ&トゥルク・フィル、コムシ

SACD 輸入盤

交響曲第2番『戦争の交響曲』、『エコー』 サカリ&トゥルク・フィル、コムシ

メリカント(1893-1958)

価格(税込) : ¥2,629
会員価格(税込) : ¥2,288
まとめ買い価格(税込) : ¥1,972

発売日:2013年05月31日
メーカー取り寄せ

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交響曲第1番、第3番 サカリ&トゥルク・フィル

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メリカント(1893-1958)

価格(税込) : ¥2,629
会員価格(税込) : ¥2,288
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発売日:2012年02月28日
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