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アンチェル&チェコ・フィル/戦争レクィエム

2013年5月31日 (金)


ブリテン・イヤーに欠かせぬ注目盤!
初出の『戦争レクィエム』『春の交響曲』を含む
アンチェル&チェコ・フィル黄金期のライヴ録音


2003年から2008年にかけて『アンチェル・ゴールド・エディション』シリーズを遂行し、アンチェルが残した多くの名録音を発信してきたチェコのレーベル「SUPRAPHON」が、再び注目必至のアルバムをリリース! 何よりも特筆すべきは、今年生誕100周年を迎えたブリテンに焦点を当てたプログラム。現在陽の目を見ているアンチェルの録音の中でもブリテンは数少ないうえ、1966年1月13日にドヴォルザーク・ホールで録音された『戦争レクィエム』と1964年に同ホールで収録された『春の交響曲』(いずれもライヴ録音)は今回が初出となります! オーケストラはいずれも、彼が1950年より常任指揮者として立て直しに心血を注いでいた名門チェコ・フィル。1950年代後半から60年代にかけてのライヴ録音ということで、アンチェル&チェコ・フィル共演晩期にして黄金時代の希少なライヴの模様をたっぷりと堪能できる内容に仕上がっています。
 戦前から指揮者としてプラハの中核で活躍するも、第二次世界大戦中にナチス非協力者としてアウシュビッツに連行され、妻と息子を失うという大きな悲劇に見舞われたアンチェル。『戦争レクィエム』は第ニ次世界大戦の爆撃から再建されたコヴェントリ―の大聖堂の献堂式のための委嘱作であるものの、第ニ次世界大戦の戦歿者への追悼に限定される内容ではなく、ブリテンの反戦への普遍的なメッセージが込められているとも言われています。ほかでもないアンチェルによる迫真の演奏には、自らの悲惨極まりない実体験が反映しているからこそでしょうか、ひときわ感じ入るものがあります。『青少年のための管弦楽入門』解説朗読のない初版による演奏。「パーセルの主題による変奏曲とフーガ」という副題の通り、厳かなユニゾンで提示される印象的な主題が鮮やかに展開されていきます。厚みのある弦楽器隊だけでなく、管楽器隊の瑞々しい演奏も聴き所。『春の交響曲』はチェコ語歌唱によるところも、アンチェル&チェコ・フィル盤ならではの魅力と申せましょう!(キングインターナショナル)

【収録情報】
Disc1
・ブリテン:戦争レクィエム op.66

 ナジェジダ・クニプロヴァー(ソプラノ)
 ジェラルド・イングリッシュ(テノール)
 ジョン・キャメロン(バリトン)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団
 キューン児童合唱団
 録音時期:1966年1月13日

Disc2
・ブリテン:青少年のための管弦楽入門 op.34

 録音時期:1958年5月3日

・ブリテン:春の交響曲 op.44(チェコ語歌唱)
 ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ)
 ヴィエラ・ソウクポヴァー(アルト)
 ベノ・ブラフト(テノール)
 プラハ・フィルハーモニー合唱団
 キューン児童合唱団
 録音時期:1964年1月17日

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 カレル・アンチェル(指揮)

 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『戦争レクィエム』、青少年のための管弦楽入門、『春の交響曲』 アンチェル&チェコ・フィル(1958、64、66年ライヴ)(2CD)

CD 輸入盤

『戦争レクィエム』、青少年のための管弦楽入門、『春の交響曲』 アンチェル&チェコ・フィル(1958、64、66年ライヴ)(2CD)

ブリテン、ベンジャミン(1913-1976)

価格(税込) : ¥4,389
会員価格(税込) : ¥3,819
まとめ買い価格(税込) : ¥3,336

発売日:2013年07月09日
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