セルゲイ・ハチャトリャンのブラームス

2013年6月24日 (月)

ハチャトリャン、注目必至の最新盤！
姉ルシーネと描く深遠なブラームス

バッハ：無伴奏で注目を集めたアルメニアの逸材、セルゲイ・ハチャトリャンが待望の新譜をリリース！
　「naive」レーベルより５枚目のリリースとなる今回、セルゲイが選んだのは甘美なブラームスのヴァイオリン・ソナタ。セルゲイの驚くべき集中力と深い呼吸、そして何より彼が生み出す中低音の響き厚き艶やかなヴァイオリンの美音の魅力が遺憾なく発揮されたプログラムで、期待を裏切らぬ白眉の出来栄えです。
　日本音楽財団より貸与されている1740年製グァルネリ・デル・ジェス『イザイ』の極上の音色も聴きどころ。驚くべき軽やかさと深奥さを併せ持った絶美の響きは、ハチャトリャンの巧みな運指と運弓あってのたまものでしょう。
　また、フランク＆ショスタコーヴィチのヴァイオリン・ソナタ集以来となる、姉ルシーネとの共演も注目されるところです。（キングインターナショナル）

【収録情報】
ブラームス：
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 op.78『雨の歌』
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100
・ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108

　セルゲイ・ハチャトリャン（ヴァイオリン）
　ルシーネ・ハチャトリャン（ピアノ）

　録音時期：2012年7月、8月
　録音場所：ロンドン、ウィグモア・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）