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シフ/ディアベッリ変奏曲×2

2013年8月11日 (日)

ベートーヴェン:ディアベッリの主題による変奏曲×2
ピアノ・ソナタ第32番再録音&6つのバガテルも収録!
アンドラーシュ・シフ


ECMレーベルでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を完成したアンドラーシュ・シフが、今度はベートーヴェンの33番目のピアノ・ソナタとも言われる『ディアベリ変奏曲』に取り組みました。
 シフはこの独特の作品のアルバム制作に際して、1921年製のベヒシュタインのピアノを使用した演奏と、ボンのベートーヴェン・ハウスにある1820年頃に製造されたフォルテピアノを使用した演奏の2種類の録音を収めています。
 また、アルバム冒頭には、ベートーヴェン最後のピアノ・ソナタ第32番の再録音を置き、アルバムの締めくくりには、最後のピアノ曲である「6つのバガテル」を配することで、ベートーヴェンが晩年にきわめたピアノ音楽の多様で奥深い世界を「ディアベッリ変奏曲」を中心に楽しめる構成となっています。

【ディアベッリの依頼による変奏曲】
もともとディアベッリ変奏曲は、ウィーンの有名な出版商で音楽家でもあったアントニオ・ディアベッリ[1781-1858]が、自分が作った旋律を、当時人気のあった作曲家たち50人に渡し、それぞれ1曲の変奏曲を作曲するよう依頼、それらをまとめてひとつの変奏曲集として出版しようとしたものです。
 発注は1819年春頃で、リストやシューベルトなど多くの作曲家は注文のとおりに変奏を書きましたが、ベートーヴェンは当時『ミサ・ソレムニス』の作曲に従事していたことなどもあり、本腰を入れ始めたのは1822年頃のことでした。最終的にベートーヴェンの作品は33もの変奏からなる大曲となったので、ディアベッリはベートーヴェンの作品は単独で出版、他の作曲家たちによるものは、それとは別に1824年に出版しています。(HMV)

【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111
・ディアベリの主題による33の変奏曲 op.120

 1921年製ベヒシュタイン・ピアノ使用
 録音時期:2012年12月27-28日
 録音場所:ルガーノ、スイス・イタリアーナ放送アウディトリオ
 録音方式:ステレオ(デジタル)

Disc2
・ディアベリの主題による33の変奏曲 op.120
・6つのバガテル Op.126

 ベートーヴェン・ハウスのフォルテピアノ(1820年頃製造)使用
 録音時期:2012年7月9-10日
 録音場所:ボン、ベートーヴェン・ハウス
 録音方式:ステレオ(デジタル)

 アンドラーシュ・シフ(ピアノ、フォルテピアノ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ディアベリ変奏曲(2種の演奏)、ピアノ・ソナタ第32番(2012年録音)、6つのバガテル アンドラーシュ・シフ(2CD)

CD 輸入盤

ディアベリ変奏曲(2種の演奏)、ピアノ・ソナタ第32番(2012年録音)、6つのバガテル アンドラーシュ・シフ(2CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

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発売日:2013年10月08日
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