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バッハ:ルター・カンタータ集

2013年8月12日 (月)


ルター・カンタータ集〜バッハ:コラール・カンタータ&コラール前奏曲
ローランド・ウィルソン&ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ


ルター作曲のコラールを用いたバッハのコラール・カンタータとコラール前奏曲を集めたアルバム「ルター・カンタータ集」の登場。演奏はローランド・ウィルソン指揮ムジカ・フィアタとラ・カペラ・ドゥカーレによるもので、録音会場には、バッハが若き日にオルガニストを務めていたというアルンシュタット、ボニファティウス教会が選ばれています。

【ルターのコラールとバッハ】
宗教改革で知られるマルティン・ルター[1483-1546]は、民衆の言葉であるドイツ語によるコラールを用いて布教していました。音楽史的にはルネッサンスの時代に活躍したルターは、バッハの200年ほど前に生まれた人物でしたが、ルター派教会の礼拝でそのコラールが歌われ続けたことにより、バッハにとっては身近な存在となっていました。

【コラール・カンタータとコラール前奏曲】
そのルターのコラールを引用したカンタータは「コラール・カンタータ」、オルガン曲は「コラール前奏曲」と呼ばれて親しまれており、ここではそれらの中から3曲のカンタータと、それとペアになるコラール前奏曲を3曲収録、第1曲がコラールとなっているカンタータを演奏する前に、共通のコラールを用いたコラール前奏曲をオルガンで弾くというスタイルを採用、ルターのコラールの印象をさらに深めることに成功しています。
 曲目は、コラール前奏曲 BWV.687とカンタータ第38番『深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる』、コラール前奏曲 BWV.684とカンタータ第7番『われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり』、コラール前奏曲 BWV.741とカンタータ第2番『ああ神よ、天よりみそなわし』という3ペアとなっています。

【演奏者】
指揮者のローランド・ウィルソンは、アメリカ出身で、ロンドンの王立音楽院で学び、ドイツを拠点に活躍中。ツィンクの名手としても有名で、またさまざまなピッチの楽器製作までおこなうほどのこだわりの人でもあります。
 ウィルソンがドイツで1976年に設立した古楽器アンサンブル「ムジカ・フィアタ(フィアータ)」は、すでに設立36年という実績を持つ団体で、1992年には、声楽アンサンブル「ラ・カペラ・ドゥカーレ」を併設して拡張、現在に至っています。(HMV)

【収録情報】
J.S.バッハ:
・コラール前奏曲『深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる』 BWV.687
・カンタータ第38番『深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる』 BWV.38
・コラール前奏曲『われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり』 BWV.684
・カンタータ第7番『われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり』 BWV.7
・コラール前奏曲『ああ神よ、天よりみそなわし』 BWV.741
・カンタータ第2番『ああ神よ、天よりみそなわし』 BWV.2

 ラ・カペラ・ドゥカーレ(声楽アンサンブル)
 ムジカ・フィアタ(ピリオド楽器アンサンブル)
 ローランド・ウィルソン(指揮)

 録音時期:2012年8月
 録音場所:ドイツ、アルンシュタット、ボニファティウス教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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カンタータ第2番、第7番、第38番、コラール前奏曲集 R.ウィルソン&ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ

CD 輸入盤

カンタータ第2番、第7番、第38番、コラール前奏曲集 R.ウィルソン&ムジカ・フィアタ、ラ・カペラ・ドゥカーレ

バッハ(1685-1750)

価格(税込) : ¥2,750
会員価格(税込) : ¥2,393
まとめ買い価格(税込) : ¥2,062

発売日:2013年08月27日
入荷日未定

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