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超絶技巧ピアノ版『春の祭典』

2013年8月13日 (火)

これは凄すぎる。
ピアノの超絶技巧を極限まで追求した
恐るべき『春の祭典』編曲


2011年4月22日、東日本大震災直後にもかかわらず来日し、東京のトッパン・ホールで自編の『春の祭典』を披露して聴衆の度肝を抜いたジョルジュ・プルーデルマッハー。元来が大管弦楽のための複雑巧緻な『春の祭典』を、10本の指で弾くことは誰もが無理と思いますが、プルーデルマッハーは東京でも、この録音のフランスでも公衆の面前で立派に証明しています。東京での演奏を、片山杜秀氏は朝日新聞紙上に「上手に指に収まる編曲で破綻なくまとめるつもりは微塵もない。ドンキホーテ的に突撃する。ほとんどアナーキー。壊れている。しかしこの無茶からこそ「春の祭典」の圧倒的な色彩と力がピアノ1台で蘇る。はじめ呆然、やがて陶酔」と評しています。山下洋輔ばりにひじや腕でのクラスター奏法や強音主体の演奏ゆえ、ピアノの音が渦を巻いて鳴り響きます。
 プルーデルマッハーは教育面でも活躍していますが、自身の演奏・解釈は伝統や常識に則すという気はさらさらなく、音譜を素材に、それだけ気ままに流動し、豊かな響きが奏でられるか実験するという、ジャズの即興の精神に近いものがあります。それゆえか、ジャズ・ドラムのジョルジュ・パチンスキ(日本ではパッチンスキーと表記)との共演で、31分にわたるエキサイティングな即興を聴かせてくれます。彼らは10年にわたりクラシックとジャズの内的融合を探求し、スタンダードな即興から、あらゆる枠をとりはらった斬新な境地に至りました。その実践がここに収められた『祭典から戦いへ』。これもほとんどアナーキー、壊れた世界が続きます。プルーデルマッハー、恐るべきピアニストと申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
1. ストラヴィンスキー/プルーデルマッハー編:春の祭典(ピアノ独奏版)
2. パチンスキ:祭典から戦いへ

 ジョルジュ・プルーデルマッハー(ピアノ)
 ジョルジュ・パチンスキ(ドラムス:2)

 録音時期:2013年2月1日
 録音場所:フランス、セルジー・ポントワーズ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ストラヴィンスキー:春の祭典(プルーデルマッハー編曲ピアノ独奏版)、パチンスキ:祭典から戦いへ プルーデルマッハー、パチンスキ

CD 輸入盤

ストラヴィンスキー:春の祭典(プルーデルマッハー編曲ピアノ独奏版)、パチンスキ:祭典から戦いへ プルーデルマッハー、パチンスキ

ストラヴィンスキー(1882-1971)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

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会員価格(税込) : ¥2,192
まとめ買い価格(税込) : ¥1,890

発売日:2013年09月14日
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