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フォークトとパーヴォ・ヤルヴィのモーツァルト

2013年9月7日 (土)


フォークトとパーヴォ・ヤルヴィによるモーツァルトのピアノ協奏曲
フォークトの独特のタッチが生み出す、多彩なニュアンス!


ドイツの中堅ピアニスト、ラルス・フォークトと、今最も勢いのある指揮者パーヴォ・ヤルヴィ率いるフランクフルト放響とのモーツァルトのピアノ協奏曲。
 フォークトは歴史的背景を踏まえた新鮮な解釈と堅固なテクニックで高い評価を受けています。第21番は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも人気の高い作品で、第20番が完成したわずか一カ月後に、自らが演奏するコンサートのためにこの曲を仕上げました。ハ長調の清廉な雰囲気で、得も言われぬ美しい旋律が印象的。短期間で仕上げたと思えぬほどの完成度の高さが見事なまでに表出されています。モーツァルトは21番の自作のカデンツァを書いておらず、ソリストの個性が出るのも聴きどころ。ここではフォークト自身によるカデンツァで演奏されています。フォークトはこのカデンツァについて「モーツァルトの傑作と比較すると、私の作曲はあきらかに劣ってしまうので、なるべく主観的にならないように注意しました」と言っていますが、主張しすぎない程度に細やかに感情の起伏を盛り込んだフォークトらしい自由自在なカデンツァを披露しています。
 第27番は、モーツァルトが亡くなる年に書かれた最後のピアノ協奏曲。天国的な美しさと、自らの死期を悟ったかのような、穏やかで哀しいメロディーの傑作です。フォークトは、もの悲しさを内に秘め、明るく振舞うようなモーツァルトの「泣き笑い」の真髄を見せるような、心を震わす演奏を聴かせてくれます。また第3楽章の主題は歌曲『春への憧れ』に用いており、音楽学者アインシュタインは「最後の春を自覚したモーツァルトの締念の明朗さ」と評しています。
 フォークトは、この音楽史上の2つの傑作に込められた情熱は、直接心に訴えかけるものであり、モーツァルトの音楽と対峙することによって、自身の音楽性をより深めることが出来たと語っています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
2. ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

 ラルス・フォークト(ピアノ)
 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2007年10月(2)、2008年10月(1)
 録音場所:フランクフルト、アルテ・オーパー
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ピアノ協奏曲第21番、第27番 ラルス・フォークト、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団

CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第21番、第27番 ラルス・フォークト、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団

モーツァルト(1756-1791)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

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発売日:2013年09月18日
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