メルニコフ、フリッシュ、カフェ・ツィマーマン/モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番、C.P.E.バッハ:二重協奏曲、他

2024年05月02日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical


ALPHAの看板楽団カフェ・ツィマーマン、名手メルニコフを迎えついに古典派へ!

「ALPHA」レーベル創設直後から数々の名盤を世に送り出してきた古楽器楽団カフェ・ツィマーマン。高い評価を博した大バッハの協奏曲&管弦楽組曲シリーズに象徴される通りバロック作品の録音が目立つ彼らが今回、ついに18世紀後半の古典派時代に充実編成で臨みました。
 同団創設以来の中心メンバーで独奏者としても活躍するセリーヌ・フリッシュがチェンバロ独奏を務め(通奏低音ではフォルテピアノも使用)、ゲストはなんと来日公演でもおなじみの俊才アレクサンドル・メルニコフ!
 1770〜80年代には既に国際的な名声を誇る巨匠となったハンブルク市の音楽監督カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ[1714-1788](大バッハの次男)、かたやザルツブルクとウィーンで続々名曲を生みつつあった躍進期のモーツァルト、同時期とは思えないほど対照的な作風の両者それぞれ2作品ずつ収録。C.P.E.バッハが最晩年に手がけた協奏曲はオーケストラの傍ら2つの鍵盤楽器を対置させた異色作で、両独奏者それぞれに異なる才気煥発なソロが音色の違いと共に十全に味わえる一方、モーツァルトのピアノ協奏曲では総奏部分からメルニコフがフォルテピアノで通奏低音も演奏。充実の管楽器セクションにはオーボエのボジローやファゴットのル・シュナーデクらバッハ録音でも活躍をみせた名手たちも参加、どの曲でも各パートの自発性と楽団の一体感が不思議な共存をみせながら、じっくり曲を聴かせる解釈の深みはまさにカフェ・ツィマーマンならでは。
 名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事やバーゼル出身の作曲家テュリング・ブレムによる洞察に富んだ解説(欧文)まで、示唆と音楽性に富んだ演奏を十全に堪能できる1枚です。(輸入元情報)


【収録情報】
C.P.E.バッハ:
1. 交響曲ニ長調 Wq.183-1/H.663
2. チェンバロ、フォルテピアノと管弦楽のための協奏曲変ホ長調 Wq.47/H.479

モーツァルト:
3. ディヴェルティメント ヘ長調 K.138(ザルツブルク交響曲第3番)
4. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453

 アレクサンドル・メルニコフ
(フォルテピアノ:2,4)
 セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ:2、フォルテピアノ:1,3)

 使用楽器:
 フォルテピアノ:ウィーンのアントン・ヴァルター1795年製作モデルに基づく、シュタウフェン・イン・ブレイスガウ(ドイツ)のクリストフ・ケルン、2007年製作の再現楽器
 チェンバロ:ベルリンのミヒャエル・ミートケ1710年製作モデルに基づく、シュタウフェン・イン・ブレイスガウのクリストフ・ケルン、2013年製作の再現楽器

 カフェ・ツィマーマン(古楽器使用)
 パブロ・バレッティ(ヴァイオリン、指揮)

 録音時期:2023年1月
 録音場所:ベルギー東部リンブルフ州シント・トライデン、ベギン女子修道会教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


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