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シベリウス:フリーメイソンの儀式音楽

2013年10月11日 (金)


クーシスト編、管弦楽とオルガンのための
『フリーメイソンの儀式音楽』も新たに収録!


このアルバムには、BISレーベルより発売されているシベリウス作品全集第13集(BIS1936)に収録の『テノール、男声合唱とオルガンのためのフリーメイソンの儀式音楽』に加えて、シベリウスホールで行われる祝賀コンサートのためフリーメイソンがヤーッコ・クーシストに編曲を依頼した、テノール独唱、管弦楽とオルガン版の新録音が合わせて収録されています。
 18世紀の中期、スウェーデン経由でフィンランドに伝わった友愛団体フリーメイソンは、ロシア支配の時代には禁止され、独立後の1922年初頭「フィンランド・ロッジ」が新たに設置されることになりました。シベリウスは最初のメンバー27人のひとり。ロッジの設立当初はオルガニストも務め、モーツァルト、ベートーヴェン、ヘンデルの曲や即興を演奏していました。
 シベリウスがフィンランド・フリーメイソンの委嘱を受けて作曲した儀式音楽は、交響詩『タピオラ』(1926)の翌年の作品です。「冒頭の讃歌」「思考はわれらが励み」「行列と讃歌『若葉は緑なれど』」「行列と讃歌『パンに涙を流したことのなきもの』」「なんと美しき大地」「サレム『進め、兄弟よ』」「憧れ熱き魂はみな」「葬送行進曲」が1927年1月12日に初演され、1946年、彼の最後の創作とされる「友愛の讃歌『ともにする兄弟のすばらしさよ』」と「讃歌『御名を讃える声よ響け』」の2曲が追加されました。『フリーメイソンの儀式音楽』は、ハルモニウムの伴奏する歌を中心に書かれ、その後、男声合唱のための版を含む改訂も行われました。手稿譜と出版譜によって曲と曲順が異なり、ハンヌ・ユルム、ハッリ・ヴィータネン、マッティ・ヒュオッキ指揮のヘルシンキ男声合唱団は、別の機会に作曲された「頌歌『高きところの主よ』」と、初演のソロを歌い作品を献呈されたヴァイノ・ソラの詩による『フィンランディア讃歌』を加えた12曲、をダールストレムのシベリウス作品目録の順序で演奏しています。(BIS)

【収録情報】
・シベリウス:フリーメイソンの儀式音楽 Op.113(テノール、男声合唱とオルガンのための)
 ハンヌ・ユルム(テノール)
 ハッリ・ヴィータネン(オルガン/ヘルシンキ大聖堂のマークセン・オルガン)
 ヘルシンキ大学男声合唱団(YL)
 マッティ・ヒュオッキ(指揮)
 録音時期:2010年4月
 録音場所:フィンランド、ヘルシンキ大聖堂
 録音方式:ステレオ(デジタル)

・シベリウス/J.クーシスト編:フリーメイソンの儀式音楽 Op.113(テノール、管弦楽とオルガンのための)
 ミカ・ポホヨネン(テノール)
 パウリ・ピエティライネン(オルガン)
 ラハティ交響楽団
 ヤーッコ・クーシスト(指揮)
 録音時期:2008年5月
 録音場所:フィンランド、ラハティ、シベリウスホール
 録音方式:ステレオ(デジタル)
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ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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フリーメイソンの儀式音楽〜テノールと男声合唱とオルガン版(12曲編成)、テノールと管弦楽とオルガン版(クーシスト篇) ヘルシンキ大学男声合唱団、ラハティ響、他

CD 輸入盤

フリーメイソンの儀式音楽〜テノールと男声合唱とオルガン版(12曲編成)、テノールと管弦楽とオルガン版(クーシスト篇) ヘルシンキ大学男声合唱団、ラハティ響、他

シベリウス(1865-1957)

価格(税込) : ¥3,179
会員価格(税込) : ¥2,767
まとめ買い価格(税込) : ¥2,385

発売日:2013年10月31日
入荷日未定

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