ミュンヘンの古楽器アンサンブルによるブランデンブルク協奏曲

2013年11月6日 (水)

バッハ：ブランデンブルク協奏曲全曲（２ＣＤ）
リュディガー・ロッター＆ホーフカペレ・ミュンヘン

ミュンヘンの古楽器アンサンブル「ホーフカペレ・ミュンヘン（ノイエ・ホーフカペレ・ミュンヘンも同じ団体）」によるブランデンブルク協奏曲全曲盤の登場。指揮とヴァイオリンのリュディガー・ロッターは、バロック・ヴァイオリンとモダン・ヴァイオリンの両方を駆使した「ビーバーとベリオ」といった組み合わせでコンサートやレコーディングをおこなったりもするユニークなヴァイオリニスト。 　その視野は広く深く、ラインハルト・ゲーベル譲りの技術もたいへんに優秀。これまでにムジカ・アンティクァ・ケルンや、コンチェルト・ケルン、ドイツ・カンマーフィルなどに在籍して活躍、2004年からは、ホーフカペレ・ミュンヘンのリーダーを務めており、その間に、ビーバーのロザリオ・ソナタや、ヴェラチーニのソナタやバッハの無伴奏第1集のレコーディングもおこなっていました。
　今回のブランデンブルク協奏曲集では、ブロックフレーテのオベルリンガー、ヴィオラ・ダ・ガンバのヒレ・パールなど、現在のドイツを代表する名手たちも交えた共演により、バッハの楽譜からイマジネーション豊かで充実した音楽を引き出しています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
J.S.バッハ：ブランデンブルク協奏曲 BWV.1046-1051（全6曲）
・第1番ヘ長調 BWV.1046
・第2番ヘ長調 BWV.1047
・第3番ト長調 BWV.1048
・第4番ト長調 BWV.1049
・第5番ニ長調 BWV.1050
・第6番変ロ長調 BWV.1051

　ドロテー・オベルリンガー（ブロックフレーテ）
　ヒレ・パール（ヴィオラ・ダ・ガンバ）
　オルガ・ワッツ（チェンバロ）、他
　ホーフカペレ・ミュンヘン（ピリオド楽器アンサンブル）
　リュディガー・ロッター（ヴァイオリン、リーダー）

　録音時期：2013年2月3-8日
　録音場所：ミュンヘン、昇天教会
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）