【インタビュー】 松浦俊夫 presents HEX
2013年11月28日 (木)
創立75周年を目前にして大型リリースが続くブルーノートから、2013年を締め括るに相応しい新たなプロジェクトが誕生した。
90年代以降、「現在進行形のジャズを日本から世界に向けて発信」というコンセプトを掲げて時代の音を作り上げ続けてきた松浦俊夫が、時機到来、「HEX」という名のクリエイティヴ・フォースを始動させる。佐野観、みどりん(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、伊藤志宏、小泉P克人、そしてレコーディング・エンジニアにzAkを迎えた一枚岩のプロダクション・チームが果敢に乗り出す、ジャズの未来を模索するための大いなる旅路。はたしてその行く末は?
HEX プロジェクトの陣頭指揮をとるプロデューサー 松浦俊夫さんにお話を伺いました。
僕自身も含めて今まで散々やってきたアプローチ、つまり “ブルーノートらしさ”というものに対するそれまでのイメージを一旦すべて白紙にしようと思ったんです。
-- 本日は宜しくお願いいたします。アルバム『HEX』のお話に入る前に、少しお訊きしたいことがありまして。WEB マガジン「OPENERS」の松浦さんの連載に、「ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、インコグニート、オマー、ロブ・ギャラガーといったベテランのアシッド・ジャズ勢が相次いで新作をリリースしたり、今年は彼らの活発な活動が目立っている」という記事を見つけたのですが、同じくU.F.O.時代に、クラブジャズを中心とした90年代の音楽シーンを牽引した松浦さんご自身、やはりこうした一連の動きにどこか運命的なものを感じていたのではないのかなと思ったのですが。
さらには、下田(法晴)くんが自主レーベルのANOTHER TRIPを立ち上げてサイレント・ポエッツを再始動させたり、高木完さんがSONY時代の作品をリマスタリングして再リリースしたりという動きもありますね。
物事が十二進法でグルッと1周、つまりひと区切り付くという感覚が僕の中にはあって、現在は90年代から “2周”したのかなという感じなんです。1990年から数えて1周目となる2002年に、僕はU.F.O.(United Future Organization)から独立しました。そこから12年経過した2014年がブルーノートの75周年にあたり、さらにはワールドカップも開催されるということで、たしかに運命的なものを感じてはいますね。
逆に、U.F.O.から独立して以降ここまでソロ作品を作ってこなかったのは、結果的にこのタイミングを待っていたのかなという気はしています。それまで全くアルバム制作の話がなかったわけでもなかったので。ただ、何となく作って何となくリリースされたということだと、届かないまま終わる可能性が大きいなと思ったんです。今回と同じような作品を例えば4、5年ぐらい前に出したとしても、果たしてここまで注目してもらえたかなと。だから、ブルーノートという所謂老舗のジャズ・レーベルからリリースするという挑戦をすることができたのは、すごく幸運なことでしたね。
-- すべてのタイミングがピタリとハマりました。
そもそも今回のプロジェクトの話を頂いたのが去年の暮れで、本格的に動き出したのが今年の春。6月の上旬ぐらいからレコーディングが始まって、約4ヶ月でアルバムが完成したわけなんですが、実際メンバー全員が揃ったのは3日間しかありませんでした。でも、その中で色々と試行錯誤しながら作り上げていくことができたのは、「アルバムを出すなら今このタイミングしかない」ということを強く感じていたからなんだと思います。
-- ブルーノートにしても、今年はロバート・グラスパー・エクスペリメント、グレゴリー・ポーター、エルヴィス・コステロ&ザ・ルーツなどのリリースもあって、単なる老舗レーベルというイメージの払拭も含めて、新しいブランド・イメージを定着させつつあるタイミングですよね。
最近の流れとしては、ロバート・グラスパーやホセ・ジェイムズのように、ソウル・ミュージック的なアプローチの中にジャズを感じるスタイルのものが多かったりしますよね。だから今回にしても、プロデュースをする上でそういった方向性がパッと思い浮かんだのは事実ですが、ただそこをなぞってもまったく新しくはないですよね。「日本発のブルーノート75周年」に向けたプロジェクトということで、当初から僕の中にも海外リリースを視野に入れたアルバムを作るんだという気持ちはかなり強かったですから。
-- 今回、プロジェクトのコンセプトが「HEX」(HEXAGON:ヘキサゴン=六角形・六面体)ということなのですが。
そもそもの大前提としてのコンセプトが、「ジャズの未来を模索する旅」でした。答えを最初から掲げるのではなく、答えを見つけるための旅をする。ですので、「Maiden Voyage」のようなタイトルを考えた時期も正直ありました(笑)。でも僕自身も含めて今まで散々やってきたアプローチ、つまり “ブルーノートらしさ”というものに対するそれまでのイメージを一旦すべて白紙にしようと思ったんです。 「75周年から先のブルーノートの音って何?」というのをあえて東京からアプローチすることによって、それは間違いなくジャズ・シーンの起爆剤になる。大風呂敷を広げていると思われるかもしれませんが、僕個人の気構えとしては実際それぐらいのものがありました。こちらから切り崩していくんだって。
そういう中で、「新しいジャズを模索する」というコンセプトを、何かシンボリックなものとして表現したかった。そこでつながったのが、4人のメンバー、5人目となるプロデューサーの僕自身、そして6人目がヴィジュアル・アーティスト、フォトグラファー、あるいはアート・ディレクターであったりするという六面体のチーム・プロダクション。さらに極論すれば、HEXという集合体に賛同してくれるリスナーも含めて、それをHEXと呼ぼうと。その6番目の要素が入って初めてHEXという形が出来上がる。今回のアルバムでもインナーのアートワークに使用しているんですが、ネーミングというよりも、実際その六角形のフォルムを今後シンボライズしていこうかなと思っています。
-- 6人目の構成員がリスナーだったりクラウドだったりするコンセプトというのは、すごくライヴ・バンド的な発想ですよね。
今回、アルバムがリリースされる前にライヴをするという状況で、ほぼ9割9分の人たちが、僕らの実体がよく分からないまま観に来るわけですよね。その中で、どこまでHEXらしさが出せるのかなというところではあって。ライヴというシチュエーションの中で、いかにビックリさせられるか(笑)。
* 11/1にLIQUIDROOMで行なわれた「J-WAVE 25th Anniversary
Gilles Peterson's WORLDWIDE SHOWCASE 2013 〜magic no.9〜」にて初ライヴ。 このインタビューは10/29に行なわれたものです。 |
-- 「これが本当にブルーノートから出るのか!?」という意外性だったり(笑)。
あと、ジャイルス(・ピーターソン)が間近で観ているということもあって、良い意味でのプレッシャーはあります。アルバムはすごく気に入ってくれたので、ライヴでもそうなるのかどうなのかと。盛り上がるというよりは、どちらかと言えば圧倒させたり、驚いてポカーンとさせたりすることができたらいいなと思っていますが(笑)。
* 11/1当日HEXの初ライヴに立ち会ったジャイルス・ピーターソンは、終演後、満面の笑みで「Amazing!」とメンバーに絶賛の言葉を送ったという。 |
-- 中納良恵さん(EGO-WRAPPIN')が歌う「オーサカ・ブルース」。これこそ「日本発のブルーノート75周年に向けた」というテーマに相応しい1曲ですよね。
元々、原曲になるホレス・シルヴァーの「The Tokyo Blues」が大好きでした。94年にディー・ディー・ブリッジウォーターがホレスのトリビュート・アルバムでこの曲をヴォーカル・カヴァーしたものがあるのですが、それが大好きで自分のDJセットにも入っていました。これはホレスが1962年の初来日の思い出を綴った曲。今あえて、この50年以上前の曲を振り返ってみようとなったとき、どうしても日本語でやりたかった。詞をオリジナルで書き換えてもらうことも含めて一緒にやるのをお願いするとなれば、僕の中では中納さんしかいませんでした。バックアップのプランBは一切用意していませんでしたから。
EGO-WRAPPIN'に関していえば、今は東京を拠点に活動していますけど、やっぱり根っこの部分は大阪なんじゃないかなと思って、故郷・大阪を思い描いた詞でブルースにしてもらいたいということをお願いしました。それが「オーサカ・ブルース」。となると、逆に「トーキョー・ブルース」は当然東京に思い入れがある人に歌ってもらいたいということで、そこにたまたまエヂ・モッタが僕の中でハマッたんです。
-- ホレス・シルヴァー同様、異国情緒的な風合いで描いた東京、と。
そうですね。ちょうどその時期彼の新しいアルバム『AOR』をよく聴いていたこともあるんですけど、あのドナルド・フェイゲンっぽいフィーリングが僕のイメージする東京とすごくマッチしていて(笑)。中納さんの歌う「オーサカ・ブルース」とは対照的に、もう少し明るくて肩肘張らない感じにしたかった。それこそスティーリー・ダンの「Do It Again」みたいに、ラテンっぽさがあっても面白いんじゃないかなと。それですぐにオファーしたら、ホレス・シルヴァーのアルバムは全部持っているし、U.F.O.も昔から聴いていてくれたということで、参加を快諾してもらいました。
-- この2曲は「陰」と「陽」が見事なまでに分かれていますよね。
ですので、曲の並びもすごく悩みました。もっと2曲を離すべきなのか? 逆にあえて2曲並べたほうがいいのか? って(笑)。ただ、「トーキョー・ブルース」を最後に置くことはあらかじめ決めていて、そのバランスを考えてどこに「オーサカ・ブルース」を差し込んでいくかというところで色々と考えましたね。
-- 全編を通して、それこそ旅や漂泊としての物語性があるような印象を受けました。
前半は、どちらかといえば “模索する旅”。後半にいくにつれて、その旅の輪郭がちょっとずつハッキリしてくるというか。
-- 「ジャズステップ」と「スイート・フォー・ザ・ヴィジョナリー」、冒頭の2曲はどこかカオティックな感じですよね。
「ジャズステップ」に関しては、初めから1曲目にするつもりで作っていました。何と言うか・・・1球目にいきなりビーンボール投げてやる、みたいな(笑)。
-- (笑) 他の曲作りは具体的にどういった方法で行なわれていたんですか?
例えば、ある程度イメージが固まっているものであれば、作曲担当を決めて、一度仮トラックにまで仕上げてくる。それを皆で聴いてディスカッションしながら再構築していくっていうパターンもありましたし、本当に楽曲によりけりでしたね。
カヴァーすることは割と早い段階から決まっていた「ハロー・トゥ・ザ・ウィンド」にしても、レコーディングの進め方云々というよりは・・・カオスの中から光るものが自然に生まれてきたという感じなんですよ。最初は本当にカオスでした(笑)。でも、試行錯誤を重ねるうちに、まさにトンネルを抜けた瞬間、明かりがフワッと入り込んで、目の前が拓けた感覚がありましたから。楽譜から構築する音楽とはまた別に、そうやって作られる音楽の面白さもあるんだなというのを改めて感じましたね。
-- 「ハロー・トゥ・ザ・ウィンド」には、ニュー・アルバム『A Hero's Lie』を出したばかりのグレイ・レヴァレンドがヴォーカルで参加しています。
グレイ・レヴァレンドは、結構前から気になっていたアーティストのひとりだったんですよ。その『A Hero's Lie』にしても、7月頃にメーカーの方からサンプル用のフリーダウンロード音源をいただいて。早々と梅雨が明けて、気持ち良い日差しが照りつけてきた時期ですね。そんな季節の折にもフィットしている彼の声にすごく魅了されて、参加をお願いしました。
サウンドはフォークなんですけど、すごくブラック・ミュージック的な質感がある彼の声は、ボビー・ハッチャーソンのオリジナル・ヴァージョンにどこか通ずるところがあると思ったんです。完成したトラックを送って、そこに彼の歌が乗って返って来たときは、本当に期待以上の完成度になっていました。そもそもダンス・ミュージックがかかっているクラブで、マイク片手にお客さんを煽るようなタイプではないですが(笑)、でも逆にそういうダンス・ミュージック的な音とのブレンドが結果的に良い方向にいったかなとは思っています。意外とまだ多くの人に知られていないシンガーシングライターではあるので、この曲をきっかけに、もっと多くの人たちに彼の名前が広がってくれれば嬉しいですね。
-- HEXの4人のミュージシャンも個性的な方々が揃いましたね。
佐野観さんは、Wax Poetic Japanの和ジャズ・リワーク企画コンピ(『Wax Poetic Japan JP Jazz Re-Works 陽』)に入っている秋吉敏子さん「オールド・パルス」のリワークを初めて聴いて、「この人タダ者じゃないな」って思ったんです。そのあと彼のソロ作品とかを色々聴くようになりました。去年の夏ぐらいに、ミックスものの作業があってたまたま彼の自宅に行くことがあり、実際どういった作業をするのか見せてもらったんですよ。自分との “相性”も確かめることができてよかったです。彼にはプレイヤーとしての参加とは別に、全体を不可視できる共同プロデューサー的な立場での参加もお願いしました。他のミュージシャンたちにとって “通訳”のような役回りをしてもらいながら、プリ・プロのプログラミングまでやってもらって、すごく助かりましたね。
ドラマーのみどりんは、本当に色々な音楽を聴き込んでいるんですよ。しかも、ミュージシャン的なマインドと、クラブ・ミュージックを含めたリスナーとしての幅の広さとがプレイに出ている。そういったところに惹かれて、いつか一緒に何かやりたいなと思っていました。今回まず最初に声を掛けたのが彼なんです。費やした時間と労力という部分では、1曲目「ジャズステップ」のドラム・プレイは相当大変だったんじゃないかな(笑)。
(伊藤)志宏さんは、元々、Shima&ShikouDUOの仕事などでもお付き合いがありました。ちょうど去年、福岡でパーティがあったときに、彼も福岡を訪れていて、ライヴ終わりで遊びに来てくれたんですよ。そこでリリース前の『ヴィジオネール』を下さったんですが、その後よく聴きました。すごく情緒的だし、クレイジーな部分も持ち合わせているピアニスト(笑)。それで彼に関しても、「いつかきっと一緒にやることになるんだろうな」と感じました。
このプロジェクトではピアニストが2人になるんですが、お互いをうまく支え合うことができるという予感はあったので、あえてこの編成をとりました。結果、両者の役割がまったく違ったこともあって、良い化学反応が生まれたと思っています。
ベースが最後まで決まらなかったんですが、ある日、みどりんと志宏さんから別々に小泉(P克人)さんを推薦されて、すぐに参加をお願いしました。彼は普段、エレクトリック・ベースがメインなんですが、今回はウッド・ベースをメインで弾いてもらいました。そのプレイがなにより僕のツボでしたね。
-- レコーディング・エンジニアがzAkさんになりますが、以前ご一緒にお仕事されたことも?
初めてお会いしたのは、93年にU.F.O.で『マルチ・ダイレクション』を出したときです。京都のKYOTO JAZZ MASSIVE、大阪の竹村延和さん、福岡のSmall Circle Of Friendsだったり、各地で活動しているミュージシャンたちの音源をコンパイルして海外に発信するという企画のコンピだったんですが、竹村さんのプロジェクトのエンジニアをしていたのが実はzAkさんだったんです。そのとき以来お会いしていなかったんですが、このHEXプロジェクト自体をプロデュースしている方からzAkさんを推薦されまして、自分でそれを思い付かなかったこともあって、逆に「あ、何かうまくいきそうな気がするな」という直感が働いたんです。実際の音作りも、zAkさんもそうおっしゃってくれたのですが、本当に昔から知っている仲間のように楽しくできました。
僕の中には、「ジャズであってジャズじゃないもの」を生み出すためにはどうすればよいか? という考えが長らくありました。ある意味、U.F.O.時代の5枚のアルバムで完結してしまった部分があったので、どうすれば、その次のステップ、新しい自分として楽曲を作り出すことができるのかと。それこそ恵比寿のLIQUIDROOMの壁に書いてある「alternative/jazz」じゃないですけど、ジャズを超えるためには、やっぱりzAkさんのような人の力が必要なんじゃないかなと思ったんです。その場の空気を変える絶対的な力を持っている人ですよね。
-- そもそものところで、松浦さんクラスであったら、ご自身ひとりの力でアルバムを作り上げることも可能だったのでは、と思ってしまうのですが・・・
いや、それは買いかぶり過ぎじゃないですかね(笑)。さっきもお話ししましたが、DJミュージックとしてやれることは、U.F.O.ですべてやり尽くしたところがありました。だから、打ち込みも含めて実際に自分でプレイする音楽でないと、もう新しいものはできないのかなということをずっと感じていたんです。レコードからサンプル箇所を抜いて、そこをレイヤーしていく作業に対して、僕の中では少し辟易している部分があったというか・・・大量の時間を費やして、またレコードと格闘しながら永遠にパズルを続けていくということは、正直もうできないなぁと。
-- 結果、ミュージシャン・シップやディスカッションを要するチーム・プロダクションの方法論を択一したと。
僕の脳内にある朧げなイメージを、いかに彼らひとりひとりの脳に伝えていくか。あるいは彼ら自身の持っているものが、こちらから刺激を与えることでより活発に湧き立って、それがうまく混ざり合ってひとつの音になる。実際、僕はそうなるように仕掛けたり、仕向けていきましたから。勿論、簡単なことではなかったですが、このアルバムでは、共に前に進むためのクリエイティヴィティを生み出すことはできたんじゃないかと思っています。
-- 次はライヴにおける発展型がたのしみになりますね。
ただ単にアルバムを再現するだけでは済まされないでしょうね。いわゆるジャズのステージだけではなく、国内外のあらゆるジャンルの音が入り乱れているようなイベントやフェスに出て、そこでたくさんの刺激を受けながら、新しいものを生み出すための次に繋げていく。ライヴを行なう度にカタチを変えていくというか。今の段階では、その繰り返しができればいいなと思っています。
-- HEXは、例えば東京JAZZとMETAMORPHOSE、両フェスへの出演の可能性も高いプロジェクトですよね。
そうなれば理想的ですね。今回のアルバムをジャイルスが「ジャズの伝統的な部分が残っていて、そこに革新性を加えることができている」と評してくれたんですが、まさにそういったことこそが、「ジャズであってジャズではない」というHEXの音のトータリティそのものなんです。
HEX 『HEX』
2014年に創立75周年を迎えるジャズ・レーベルBLUE NOTEが、新たなプロジェクト"HEX(ヘックス)"を発信することが明らかになりました。指揮をとるのは、90年代初頭より日本のクラブシーンを牽引し、”ジャズ”を踊る音楽として日本から世界へ発信してきたDJの松浦俊夫。ミュージシャンには、次世代ソングライター/キーボーディスト 佐野観、SOIL&"PIMP"SESSIONSのドラマー みどりん、ジャズ、ラテン、そして映画音楽までを手がけるピアニスト 伊藤志宏と、ミュージシャンから絶大な信頼を誇るベーシスト 小泉P克人が参加。さらに、レコーディング・エンジニアにzAkを迎え、六角形(Hexagon)を意味する"HEX"の名のもとに、現在進行形の"ジャズ"を東京から世界に向けて発信するクリエイティヴ・フォースが始動します。
松浦俊夫 Presents HEX トレーラー映像
こちらをクリック収録曲
- 01. ジャズステップ
- 02. スイート・フォー・ザ・ヴィジョナリー
- 03. アンセンサード・ラヴ・トランスミッション
- 04. ハロー・トゥ・ザ・ウィンド feat. グレイ・レヴァレンド
- 05. オーサカ・ブルース feat. 中納良恵(EGO-WRAPPIN')
- 06. ダハシュール・ワルツ
- 07. トロピカリア 14
- 08. トーキョー・ブルース feat. エヂ・モッタ
All Songs Arranged by HEX
佐野観 (key,programming) / みどりん (SOIL&"PIMP"SESSIONS) (ds,per) / 伊藤志宏(p) / 小泉P克人 (b)
Audio Recorded, Edited & Mixed by zAk
先着で「Hello to the Wind」スペシャル・ヴァージョンCD-R
HMV 店舗およびHMV ONLINE/MOBILEで、『HEX』をお買い上げのお客様に先着で、アルバム収録曲「Hello to the Wind」のここでしか手に入らないスペシャル・ヴァージョンCD-Rをプレゼント!「本格的なレコーディングがスタートした初日のラフ・ミックスを再現した、よりダンサブルなインストゥルメンタル・ヴァージョン。ブレイクの長さをエクステンドするなど、よりフロア・フレンドリーに仕上げました。」
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(まつうら としお)
日本に於けるクラブカルチャー創世記の礎を築く。
12年間で5枚のフルアルバムを全世界32ケ国で発売、高い評価を得た。
2002年の独立後も精力的に世界中のクラブやフェスティバルでDJを続ける。
幅広いジャンルのアーティストのリミックスを手掛ける傍ら、ファッションブランド等のコンピレイションやブティックの音楽の監修も行っている。
その世界を舞台に培われた感性とネットワークを駆使し、イベントのプロデュース、コンサルティングや Gilles Peterson, Tomatoなどアーティストのエージェント業務等、その活動は各方面から注目を集めている。
インターFM "Tokyo Moon"(日曜23時半)、好評オンエア中。
松浦俊夫 今後のDJスケジュール
11月29日(金)at bERGAMO
【DJ】TOSHIO MATSUURADJ Time 20:00-23:00
No Music Charge
Italian Restaurant bERGAMO / 〒150-0022 渋谷区恵比寿南1-24-2 EBISUFORT 2F
Tel : 03-5725-2555
11月30日(土)CLUB 100 (One Hundred) AT 0 -ZERO-
【DJs】TOSHIO MATSUURA / TR(;SYNTHESIZE /TIMEWARP)【VISUAL & ARTS】KAZUYA KITAOKA / ATSUSHI TEZUKA / DAISUKE TAKAHASHI / HIROTAKA BUNYA
【SWEETS】UTCHEY
ADMISSION : 2,500YEN(1D ) / 1,500YEN(1D) until 23:00
0 -ZERO- / 東京都渋谷区渋谷2-9-13 AiiA ANNEX Bid. B1F
TEL :03-3797-9933
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