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リヒテルとムラヴィンスキーの神業がSACDで蘇る 名演奏家たちへ戻る

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2013年12月17日 (火)

長く入手困難だった名演再登場。
世にも貴きリヒテルとムラヴィンスキーの神業がSACDで蘇る


SACDハイブリッド盤。限定盤。長く入手困難となっていたムラヴィンスキーの名演が、放送用オリジナル・マスターからSACD化され、高音質で蘇ります。
 リヒテルとムラヴィンスキーの共演によるブラームスのピアノ協奏曲第2番は1993年にロシアン・ディスク社からCDリリースされ話題となりました。リヒテルはムラヴィンスキーと同曲を1度しか演奏しておらず、まさに奇跡の録音が残っていました。ロシアン・ディスク盤は貧弱な音質で、両巨匠の凄さを今ひとつ実感できませんでしたが、今回はマスター音源に起因する経年劣化はあるものの、エネルギーとオーラが50年の時を経て見事に蘇りました。
 ピアノ協奏曲の冒頭4小節目のホルン(おそらく名手ブヤノフスキー)がひっくり返っているのが、ライヴとはいえ完全無欠のレニングラード・フィルとしては超お宝。しかしその後のオーケストラのみの経過句は、ムラヴィンスキーならではの筋肉質な音楽作りと大きさで、協奏曲であることを忘れさせられます。当時40代半ばだったリヒテルの豪快なピアニズムも強烈で、ただただ圧倒されます。第2楽章のただならぬ緊張感とスケールの大きさ、第3楽章での首席奏者ニキーチンによる美しいチェロ独奏など、いずれもムラヴィンスキー色満載。
 交響曲第3番は1993年にメモリア盤が出た際、それまで録音が世に出ていなかったムラヴィンスキーのブラームスの3番ということで話題となり大ヒットしました。当CDでは1972年1月27日ライヴと記されていますが、その日には同曲を演奏していません。こちらはピアノ協奏曲第2番以上にムラヴィンスキー節全開。というより、数あるブラームスの交響曲第3番のディスクの中でも最高の演奏ひとつと申せましょう。全体に張り詰める緊張感と完璧なアンサンブルながら、人間味あふれるムラヴィンスキーならではの音楽、震えるほどの感動で、まさに音楽史上の至宝と申せましょう。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
 録音時期:1961年12月27日
 録音場所:レニングラード・フィルハーモニー大ホール

2. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
 録音時期:1972年1月26日
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール

 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ:1)
 レニングラード・フィルハーモニー交響楽団
 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)

 SACD Hybrid (MONO / B-channel Stereo)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ピアノ協奏曲第2番、交響曲第3番 リヒテル、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル

SACD 輸入盤

ピアノ協奏曲第2番、交響曲第3番 リヒテル、ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル

ブラームス(1833-1897)

ユーザー評価 : 1.5点 (2件のレビュー) ★★☆☆☆

価格(税込) : ¥3,509
会員価格(税込) : ¥3,054
まとめ買い価格(税込) : ¥2,632

発売日:2014年01月25日
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