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1786年のC.P.E.バッハ自身の指揮によるコンサートを再現

2014年2月8日 (土)

C.P.E.バッハの傑作3作品
1786年のC.P.E.バッハ自身の指揮によるコンサートを再現!
大曲『マニフィカト』&『聖なる神よ』、
聴きどころ満載の交響曲ニ長調


1786年4月9日、C.P.E.バッハは、ハンブルクで、自身の代表作3曲を盛り込んだチャリティーコンサート(貧しい人々への無償医療を支えるためのもの)を指揮しました。冒頭は父の書いたロ短調ミサ曲の『クレド』、ヘンデルの『メサイア』よりハレルヤとアリア。そして後半に、自作3作品を演奏しました。その3作品を収めたのがこのCDです。
 1749年に書いた『マニフィカト』は、自身が、偉大なる父バッハの後継者としてライプツィヒ・トーマス教会の楽長になれるようにという願いをこめて書いたもの。結局エマヌエルはこの職に就くことはできませんでしたが、終曲の合唱フーガなど、父バッハを思わせる作風で、父の後継者としての力量のアピールだったのかもしれません。そして、二重合唱(人間と天使)のための『聖なる神よ』は、自身「こうしたジャンルの白鳥の歌となるだけでなく、この作品によって私の名は私の死後も忘れられることはないだろう」と述べた作品。最後に演奏された交響曲は、1780年に出版された4つの交響曲のセットの中の1曲。弦楽器のみのリズミックな導入部を経て、管楽器を含むトゥッティが不協和音を力強く奏でる第1楽章など、様々な工夫が凝らされています。
 カントール(楽長)の家系に生まれた指揮者ラーデマンは、2007〜08年のシーズンからRIAS室内合唱団の音楽監督を務めており、手兵ともいえる合唱団のメンバーによる美しい『マニフィカト』、およびベルリン古楽アカデミーの面々による活き活きとした演奏は注目です!(キングインターナショナル)

【収録情報】
C.P.E.バッハ:
1. マニフィカト Wq.215 (1749)
2. モテット『聖なる神よ(Helig ist Gott)』 Wq.217 (1776)
3. 交響曲ニ長調 Wq.183-1 (1780)

 エリザベス・ワッツ(ソプラノ:1)
 ヴィープケ・レームクール(アルト:1)
 ローター・オディニウス(テノール:1)
 マルクス・アイヒェ(バス:1)
 RIAS室内合唱団(1,2)
 ベルリン古楽アカデミー
 ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)

 録音時期:2013年1月(1,2)、2011年11月(3)
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会(1,2) テルデックス・スタジオ(3)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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マニフィカト、モテット『聖なる神よ』、交響曲ニ長調 ラーデマン&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団

CD 輸入盤

マニフィカト、モテット『聖なる神よ』、交響曲ニ長調 ラーデマン&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団

バッハ、C.P.E.(1714-1788)

価格(税込) : ¥3,289
会員価格(税込) : ¥2,862
まとめ買い価格(税込) : ¥2,467

発売日:2014年03月12日
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