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2014年3月17日 (月)

アーノンクール/モンテヴェルディ・ボックス
『オルフェオ』『ウリッセの帰郷』『ポッペアの戴冠』ほか


アーノンクールが頭角をあらわした1960年代から70年代にかけては、古楽をとりまく状況は、現在とはまったく異なっていました。特にモンテヴェルディの作品は、多くが編曲ヴァージョンの分厚い響きで演奏されていましたが、アーノンクールは大胆な時代考証により、作曲当時、現代とはまったく異なる社会や文化環境の中で上演されていたそれらの作品がもたらしたであろう人々の興奮と感動を呼び起こすべく、ここでも大いに奮闘しているのです。
 1968年から74年にかけておこなわれたこれらオペラ三部作のレコーディングは、録音開始の4年前にすでに始められていたアーノンクールの研究と実践によって、徹底的に音楽表現の可能性が追究されているのが特徴。古楽器を使用し躍動感に富むオケのサウンドと共に、アーノンクールの意図に沿った歌唱を聴かせる歌手たちが生き生きとしたドラマを表現しています。
 その後、チューリッヒ歌劇場と制作したオペラ映画を経て、四半世紀ののち、21世紀を迎えたアーノンクールは、再びモンテヴェルディ・シリーズに取り組み、今度は人間のダークサイドを浮かび上がらせるような上演をおこなって、かつての演奏とはずいぶん違う傾向のものとなっていました。
 そうした演奏を踏まえて改めてこれら最初の録音での自信と活気に満ちた演奏を聴くと、社会全体の雰囲気の差のようなものすら窺えるようで、ずいぶんと率直な魅力に満ちていた時代の音楽の雄弁さを思わずにいられません。
 そういえばアーノンクールの名を一躍有名にした過激な『四季』が録音されたのは1977年のことでした。初回のみの完全限定生産盤。(HMV)

【収録情報】
クラウディオ・モンテヴェルディ:

Disc1-2
・歌劇『オルフェオ』(全曲)
 ロートラウト・ハンスマン(Sp)
 キャシー・バーベリアン(Sp)
 片野坂栄子(Sp)
 ナイジェル・ロジャーズ(T)
 クルト・エクウィルツ(T)
 ラヨシュ・コズマ(T)
 マックス・ファン・エグモント(Br), 他
 カペラ・アンティクヮ・ミュンヘン

 録音:1968年

Disc3-5
・歌劇『ウリッセの帰郷』(全曲)
 スヴェン・オーロフ・エリアッソン(T)
 マーガレット・ベイカー=ゲノヴェージ(Sp)
 ロートラウト・ハンスマン(Sp)
 ラディスラウス・アンデルコ(Bs)
 クルト・エクウィルツ(T)
 ポール・エスウッド(C-T)
 ナイジェル・ロジャーズ(T)、他
 ユンゲ・カントライ

 録音:1970年

Disc6-8
・歌劇『ポッペアの戴冠』(全曲)
 ジェーン・ガートナー(Sp)
 ロートラウト・ハンスマン(Sp)
 ヘレン・ドナート(Sp)
 エリーザベト・ゼーダーシュトレーム(Sp)
 キャシー・バーベリアン(Ms)
 ポール・エスウッド(C-T)
 フィリップ・ラングリッジ(T)、他

 録音:1973〜1974年

Disc9
《キャシー・バーベリアン・シングズ・モンテヴェルディ》
・『愛の手紙』
・『なんと愛らしい』
・『アリアンナの嘆き』
・『オルフェオ』〜「見よ、オルフェオ…花咲ける野で」
・『ポッペアの戴冠』〜「みじめな王妃」
・『ポッペアの戴冠』〜「そなたは私の祖先の…王妃の願い」
・『ポッペアの戴冠』〜「さようなら、ローマよ」
 キャシー・バーベリアン(Ms)

 録音:1968,1974年

 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
 ニコラウス・アーノンクール(指揮)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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アーノンクール/モンテヴェルディ・ボックス(9CD)

CD 輸入盤

アーノンクール/モンテヴェルディ・ボックス(9CD)

モンテヴェルディ(1567-1643)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥6,050
会員価格(税込) : ¥5,264
まとめ買い価格(税込) : ¥4,598

発売日:2014年05月17日
入荷日未定

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