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ジャズ・ピアノ・トリオで聴く『春の祭典』 クロスオーヴァー&クラシカルへ戻る

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2014年3月27日 (木)


ジャズ・ピアノ・トリオで聴くストラヴィンスキー『春の祭典』
ピアノ・トリオ「ザ・バッド・プラス」の力作!


芸術運動の盛んだった1913年のパリ、ディアギレフ率いるロシア・バレエ団のために書かれたバレエ音楽『春の祭典』は、激しいリズムと不協和音、複雑な拍子によって人々を驚かせて初演会場も大混乱、結果的にストラヴィンスキーの名を一躍有名にすることに繋がりました。
 2013年はその騒乱の初演から100周年に当たる年ということで、世界各国でさまざまなアーティストたちによって『春の祭典』が演奏されており、その範囲は通常のクラシカルな音楽家やバレエの枠を超えたものともなっていました。

【4手ピアノ版→ジャズ・ピアノ・トリオ版】
アメリカの著名な舞踊団体である「マーク・モリス・ダンス・グループ」による公演も、そうした枠を超えたもののひとつとして注目され高い評価も受けていましたが、その際に音楽を担当していたのが、このジャズ・ピアノ・トリオ「ザ・バッド・プラス」でした。
 ザ・バッド・プラスによる『春の祭典』は、2011年に最初に演奏されてから徐々に評価を高め、ダンスとの共演も含めた世界各地での演奏を経た上で、今回のレコーディングが実現しています。
 彼らはここで、ストラヴィンスキーの書いた4手ピアノ・ヴァージョンをもとに、全曲の長さを維持しながらピアノ、ベース、ドラムスのためにアレンジをおこなっており、ジャズ・ピアノ・トリオならではの洒落た雰囲気の中に、『春の祭典』が生き生きと描かれて行くのが興味深い聴きものとなっています。

【ザ・バッド・プラス】
2000年に結成されたアメリカのジャズ・ピアノ・トリオ。ベーシストのリード・アンダーソン[1970- 画像中央]、ピアニストのイーサン・アイヴァーソン[1973- 画像左]、ドラマーのデヴィッド・キング[1970- 画像右]は、1989年に一緒にプレイして以来の知己の間柄ということで、その実質的な共演キャリアはかなりの長さになります。
 演奏スタイルは、アヴァンギャルド的な要素も含む一方、ロックやクラシック、現代音楽、映画音楽など幅広い対象にその素材を求めることで、独自の面白さも追求しており、たとえばアルバム「For All I Care」では、リゲティ、ストラヴィンスキーからニルヴァーナ、ウィルコまで多様な音楽を使用していました。(HMV)

【収録情報】
・ストラヴィンスキー:『春の祭典』(ジャズ・ピアノ・トリオ版)
 01. Introduction
 02. The Augurs of Spring
 03. Ritual of Abduction
 04. Spring Rounds
 05. Games of the Two Rival Tribes / Procession of the Sage
 06. The Sage / Dance of the Earth
 07. Introduction
 08. Mystic Circle of the Young Girls
 09. Glorification of the Chosen One
 10. Evocation of the Ancestors / Ritual Action of the Ancestors
 11. Sacrificial Dance

 ザ・バッド・プラス
  リード・アンダーソン(ピアノ)
  イーサン・アイヴァーソン(ベース)
  デヴィッド・キング(ドラムス)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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