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ガーディナー/目覚めていよ〜イギリス・ルネサンス・ポリフォニー

2014年4月1日 (火)

祝・50周年。ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団
英国ルネサンス・ポリフォニーの黄金時代を飾った作曲家たち


2014年3月に設立50周年を迎えるガーディナー率いるモンテヴェルディ合唱団。本アルバムはバード、タリス、モーリー、フィリップス、ホワイトそしてトムキンズの6人の作曲家の作品を収録しています。
 国家の信仰が揺れ動いたイギリスの宗教改革の時代にヘンリー8世からエリザベス1世までの4代に渡って仕えた作曲家トマス・タリス。そしてタリスに師事し、優れた才能によってエリザベス1世に寵愛されていたウィリアム・バード。2人もカトリックを信仰しており、自分自身の信仰を秘めながら、典礼音楽を作曲していましたが、多くの優れた作品を残しています。タイトルの『目覚めていよ(VIGULATE!)』は、エリザベス王朝時代、禁教であったカトリック教徒の立場を貫いたウィリアム・バードの、密かな音楽的な抗議であったと言われています。また、ピーター・フィリップスはバードらと共に当時名を馳せていた作曲家で、高い作曲技法をもっていました。マドリガルを多く作曲したトマス・モーリーの『私は罪人の死を望まない』。モーリーは比較的明るい雰囲気の作品の印象が強いですが、このような重厚な宗教曲でもその腕を発揮しています。ウェストミンスター寺院の楽長などを務め、イギリス国教会のための作品を書いたロバート・ホワイト。旧約聖書のエレミアの哀歌第1章をテキストとする作品『エレミアの哀歌』は彼の代表作であり、美しく崇高な作品です。そしてタリス、バードらの次の世代にあたるテューダー王朝時代に活躍したトマス・トムキンズ。彼はバードの弟子でイギリスのヴァージナル音楽の最後を飾る作曲家です。
 ガーディナーの巧みな合唱指揮者としての手腕と、モンテヴェルディ合唱団の透明感ある歌声、各声部がくっきりと示され明瞭に聴こえてくると、絶妙なタイミングで合唱が一つに溶け合うという見事な演奏で、イギリスのルネサンス・ポリフォニーの黄金時代を歌いあげています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・フィリップス:ユダ族の獅子
・ホワイト:光なり日なるキリスト
・タリス:主よ、聞き入れたまえ、わたしの願いを/おお、光から生まれた光よ
・バード:聖なる讃美のうちに/汝の聖なる都市は/おお主よ、われら囚われの身を/今こそ主よ、僕を去らせたまわん/目覚めていよ
・モーリー:私は罪人の死を望まない
・ホワイト:エレミアの哀歌
・バード:義人らの魂は
・トムキンズ:全能の神よ、すべての叡智の泉よ

 モンテヴェルディ合唱団
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音時期:2012年6月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(デジタル)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『目覚めていよ〜イギリス・ルネサンス・ポリフォニー』 ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団

CD 輸入盤

『目覚めていよ〜イギリス・ルネサンス・ポリフォニー』 ガーディナー&モンテヴェルディ合唱団

価格(税込) : ¥2,959
会員価格(税込) : ¥2,071

発売日:2014年07月25日
在庫あり

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