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クレンペラー&ケルンの初出音源 名演奏家たちへ戻る

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2014年4月13日 (日)

バッハ:管弦楽組曲第3番、ベートーヴェン:交響曲第1番、モーツァルト:第29番
クレンペラー&ケルン放送交響楽団


クレンペラーはかつてケルン歌劇場の指揮者を務めており、その地でソプラノ歌手のヨハンナ・ガイスラーと結婚したということもあってか、戦後もケルンをたびたび訪れ、得意レパートリーを中心に数多くの演奏をおこなっていました。
 それらの多くは西部ドイツ放送(WDR)によって録音にも残され、これまでにも数多くのCDがリリースされていましたが、今回の3曲は初登場となります。
 クレンペラーは、モントリオール空港でタラップから転落して大怪我をしてからは、椅子に座って指揮をするようになり、結果として、1954年以降はかつてのような快速アプローチは影を潜め、その芸風は冷静なコントロールの効いたバランスの良いスタイルに変化しています。
 そのため、力強さや緊張感のいっそうの向上が認められ、造形的な打ち出しの強さも比類が無いという、まさに精神面・体力面でベストと思われる状態に達するのですが、これも長くは続かず、1958年には、「寝タバコ全身大やけど重体事件」を起こしてしまい、しばらくは指揮棒も持てなくなるなどという困難な状況に追い込まれてしまうのです。
 つまり、1954年から1958年までの5年間は、クレンペラーにとって、たいへんバランスの取れた演奏をすることが可能だった時期にあたるわけで、同じ時期にケルンでおこなわれたブルックナー8番やブラームス1番、『ドン・ジョヴァンニ』、ベートーヴェン第九、ミサ・ソレムニスなどの演奏が見事なものだっただけに、今回の3曲も期待のできるところです。(HMV)

【収録情報】
1. J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
2. モーツァルト:交響曲第29番イ長調 K.201
3. ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21

 ケルン放送交響楽団(現ケルンWDR交響楽団)
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1954年2月8日(2)、1954年2月11日(3)、1955年10月17日(1)
 録音場所:ケルン放送第1ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ベートーヴェン:交響曲第1番、モーツァルト:交響曲第29番、バッハ:管弦楽組曲第3番 クレンペラー&ケルン放送響(1954、55)

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ベートーヴェン:交響曲第1番、モーツァルト:交響曲第29番、バッハ:管弦楽組曲第3番 クレンペラー&ケルン放送響(1954、55)

ユーザー評価 : 5点 (1件のレビュー) ★★★★★

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発売日:2014年05月27日
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