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2014年7月13日 (日)

R.シュトラウス『インテルメッツォ』
シュナイダー、アイヒェ
シルマー&ミュンヘン放送管弦楽団


『影のない女』と『ばらの騎士』のあいだに書かれた円熟期の作品。「交響的間奏曲を伴う2幕の小市民喜劇」という副題が付され、台本はシュトラウス自身によって書かれています。
 シュトラウスお得意の「家庭のいざこざ」と「仲直り」を題材に、徹底した夫婦喧嘩描写とそのあいまの間奏曲、そして仲直りの二重唱などドタバタな雰囲気で楽しませるオペラで、世界初演は作曲者自身の指揮で英語でおこなわれましたが、翌年にはドイツ語でドイツ初演されています。
 各場面のあいだに置かれた8つの間奏曲(Zwischenspiel)など、魅力的なオーケストラ・ナンバーを多く含む構成で、間奏曲だけの録音もリリースされてきました。
 シュトラウス・ファンには、長年に渡ってサヴァリッシュが1980年にセッション・レコーディングしたアルバムが親しまれてきましたが、今回登場するのはその31年後に、シュトラウスゆかりのガルミッシュ=パルテンキルヒェンでおこなわれたリヒャルト・シュトラウス・フェスティヴァルでの演奏会形式上演をライヴ録音したものです。
 フェスティヴァルの音楽監督は、シュトラウス歌手として活躍したブリギッテ・ファスベンダーが務めており、シュトラウスについて掘り下げた内容により、ドイツでは評判になっているということです。

 指揮は『カプリッチョ』で高評価を得ていたドイツのウルフ・シルマー。口やかましい妻クリスティーネ役は、ブロムシュテットの荘厳ミサでも歌っていたジモーネ・シュナイダーが演じ、穏やかながら最後は怒る宮廷楽長で夫のロベルト役は、ヴァイグレのタンホイザーでヴォルフラムを歌っていたマルクス・アイヒェが受け持っています。
 演奏会形式上演のライヴ録音のため、オーケストラの情報量などはセッション録音に遜色ないクオリティを確保しやすく、また、歌手の声も明晰に収録することが可能になるので、音質面での条件も期待できそうです。(HMV)

【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス:歌劇『インテルメッツォ』 Op.72 全曲

 クリスティーネ:ジモーネ・シュナイダー(S)
 宮廷楽長ロベルト・シュトルヒ:マルクス・アイヒェ(Br)
 ルンマー男爵:マルティン・ホムリヒ(T)
 宮廷歌手:ギュンター・ミッセンハルト(Bs)
 公証人:ミヒャエル・ドリース(Bs)
 公証人の妻:マリア・ブルガコヴァ(S)
 アンナ:マルティナ・ヴェルシェンバッハ(S)
 法律顧問官:ペーター・シェーネ(Br)
 宮廷楽長シュトロー:ブレンデン・グンネル(T)
 商工業顧問官:マルク・クーゲル(Bs)
 料理女:ゾフィー・ミッテンフーバー(S)
 語り:ブリギッテ・ファスベンダー
 ミュンヘン放送管弦楽団
 ウルフ・シルマー(指揮)

 録音時期:2011年6月7-8日
 録音場所:ガルミッシュ=パルテンキルヘン、ヴェルデンフェルスザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『インテルメッツォ』全曲 シルマー&ミュンヘン放送管、S.シュナイダー、アイヒェ、他(2011 ステレオ)(2CD)

CD 輸入盤

『インテルメッツォ』全曲 シルマー&ミュンヘン放送管、S.シュナイダー、アイヒェ、他(2011 ステレオ)(2CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

価格(税込) : ¥6,490
会員価格(税込) : ¥5,646
まとめ買い価格(税込) : ¥4,867

発売日:2014年08月26日
入荷日未定

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