リサ・ラーションのベルリオーズ：オーケストラ伴奏声楽作品集

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2014年8月6日 (水)

ベルリオーズ：オーケストラ伴奏声楽作品集
スウェーデンの魅惑のソプラノ、リサ・ラーションの注目アルバム

『エルミニ』は、幻想交響曲でもおなじみの旋律が冒頭に聴こえる作品。『囚われの女』は民俗リズムの描写なども面白いユゴーの詩による作品。『クレオパトラの死』は毒蛇に噛まれる死の場面が凄い聴きものともなっている初期の傑作。
　どれもベルリオーズ20代の作曲ですが、そのアイデアのオリジナリティと先進性には驚くべきものがあります。
　歌は、スウェーデン出身でスイスで学んだソプラノのリサ・ラーション。ガーディナーやコープマンなど古楽系指揮者との共演でも知られていますが、実際のレパートリーは幅広いので、今回のベルリオーズ・アルバムは歓迎されるところです（ちなみにリサ・ラーションは、1歳年上のアンナ・ラーションとは血縁関係はありません）。（ＨＭＶ）

【収録情報】
ベルリオーズ：
● 抒情的情景『エルミニ』
● 『囚われの女』op.12
● 『クレオパトラの死』

　リサ・ラーション（ソプラノ）
　アーネム・フィルハーモニー管弦楽団（ヘルダーラント交響楽団）
　アントネッロ・マナコルダ（指揮）

　録音時期：2013年6月
　録音方式：ステレオ（デジタル）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND