新しいオルガンで聴く幻想交響曲とラコッツィ行進曲 SACDニュースへ戻る

2014年9月13日 (土)

ベルリオーズ：幻想交響曲、ラコッツィ行進曲（オルガン版）
ハンスイェルク・アルブレヒト

ゴルトベルク変奏曲や、ワーグナー『指環』、ホルスト『惑星』が話題となったハンスイェルク・アルブレヒトの注目盤。
　今回は、ベルリオーズの『幻想交響曲』と『ラコッツィ行進曲』というオーケストラ曲の人気作をとりあげています。
　華やかな舞踏会から不気味な魔女の宴まで幅広い世界を描く『幻想交響曲』と、ハンガリーの広大な平原を勇ましく行進する兵士達の様子をダイナミックに描いた『ラコッツィ行進曲』。どちらの曲でも、1998年に完成したルツェルンの新しいオルガンの性能がフルに発揮されそうです。
　アルブレヒトは、バッハの対位法音楽での描き分けや、オルガン２台を使用するフルオケ編曲版などで、演奏面だけで無く音響面でも実績を積み重ねてきただけに、今回のレコーディングも期待されるところです。（ＨＭＶ）

【収録情報】
● ベルリオーズ：劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24〜ラコッツィ行進曲
　（H.ビュッセルによるオルガン編曲版）
● ベルリオーズ：幻想交響曲 Op.14
　（A.トロヴァートによるオルガン編曲版）

　ハンスイェルク・アルブレヒト（オルガン／アン・デア・ゴル＝オルガン）

　録音時期：2014年3月31日〜4月2日
　録音場所：ルツェルン・カルチャーコングレスセンター（KKL）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND